» 2015 » 6月のブログ記事

癒しの場

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6月29日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

今日は、昭和のレトロな空間満載の
近くの喫茶店へ。

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店内は、古民家で使われていた古材や
建具で造られている。私が座ったテーブル
も建具だ。

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店内奥のガラス戸を開けると、所狭しと
建具や昔ながらのミシンや水屋箪笥が
並んでいる。一年ほど前から六尺ほどの
「近江水屋箪笥」を探している。
昔、近江商人が使っていたという。
今で言う食器棚である。

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時代物なので、気に入るものに
出会うまでは何度でも足を運ぶ。
今日もひとしきり水屋箪笥を見た後、
おいしいカモミールミルクティを
いただく。KIMG0483

人が感知する情報の83%が視覚情報だと
いう。なるほど。目に映るものが
温かければ心も温かくなる。
朝からずっとパソコンの前に座って
いる生活をしていれば、なおさらだ。
妙に懐かしく落ち着くひと時であった。

OFFは友人と宇治へ

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6月27日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

梅雨の時期には梅雨の楽しみがある。
宇治駅11時に友人と待ち合わせ。
まずは、世界遺産平等院を拝観する。

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柱や壁の塗り直しが終了したので、
曇り空に柱の朱色がよく映えている。
その姿は極楽浄土というよりも
「竜宮城」を思わせる優雅さである。

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宇治川にかかる橘橋を渡り、対岸の
宇治茶専門店「匠の館」を訪れる。
こちらは、インストラクターの方が
お茶の入れ方を教えてくれる。
お湯を湯冷まし用の器に変え、温度を
10度ずつ下げ適温でいただく。KIMG0466

1煎目。最後の一滴まで丁寧に注ぐ。
甘みと深みのある味で、これがお茶かと
感動する。今まで味わったことがない
味が口の中に広がる。2煎目、3煎目、
そして4煎目でようやくいつもの煎茶の
味になる。最後は、急須の茶葉を味ポン
でいただく。穏やかな時間の流れの中の
至福のひと時である。

駅からゆっくり歩いて40分ほどで
山あいの静かな場所に立つアジサイ寺の
異名を持つ「三室戸寺」へ到着する。

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5千坪の庭園に1万株のアジサイが見事に
咲いている。アジサイの花・花・花。
こちらは、ハート型のアジサイが見られる
ことで有名である。写真を撮って待ち受け
画面にすると恋が成就するらしい。

保護のためかどこにあるのかは教えてもら
えないので、皆、頑張って探している。
お寺のご利益にすがる恋愛なぞ、薄っぺらいわ。

見つけた!ラッキーと思って写メを撮って
いたら、「ハートですか?」と若い女たちが
一斉に集まってきて、私を押しのけ
写メを撮り始める。信じられへんわ。

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最後は、やはり甘味。歩き疲れた後の
デザートは格別である。
帰りに、「匠の館」で飲んだかぶせ茶を
購入した。家で、丁寧に淹れたお茶を飲む。

そこに息子がやってきて、私の携帯を見るなり
「何で、待ちうけ画面がアジサイになってるん?」
と聞く。日本には四季というものがあるのよ。

講座に参加

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6月26日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

梅雨に入り雨の日が続くが、一雨ごとに
庭のアジサイが美しさを増す。この程度の
雨ならば風情のある時期と言える。

昨日は、NLP(神経言語プログラミング)の講座が
大阪で行われ参加をした。講師は、NLPラーニングセンター
の代表「芝健太」氏である。彼のメルマガは常に読み
ヒットしたことばは、手帳に書き込んでいる。

以前からコーチングでは限界があると感じていた。
なぜなら、コーチングはポジティブな人を次のステージに
引き上げるのには良い手法であるが、マイナス面は解消できない。
ふさぎ込んだり心が疲れている時に必要なのは、
むしろセラピーである。

この両方を担うのがNLPである。アメリカの歴代大統領も
学んでいる。営業成績トップ3の人が必ずしているという。
ビジネスのみならず、自分のセルフイメージを
上げるのにも役に立つ。いろいろなコースがあるが、まずは
初歩から参加。

学んだことは下記のとおり

1.本人が思い込んでいることや信じていることが過去の
経験から作られていく流れ

2.アイ・パターン
相手の目の動きで、得意な五感を知ることができる。

3.価値基準トップ3を満足させると自分とうまくコミュニケーション
がとれていく

一番面白かったのは、価値基準の演習である。隣の人と
シェアする。お題は「人生で大事なことはなんですか?」
6個の項目を挙げ、ルールに従って優先順位をつけていく。

私がペアを組んだ人は同世代の弁護士であった。
彼の優先順位1番は「自己実現」と答えた。何とまぁ、意識
の高い人だなと感心をする。私は、3つ目くらいに「お金」と
答えそうになった。ちょっと待て。
この雰囲気で「お金」と言ったら相手は確実に引くだろうと
考えた私は「経済力」とことばを換えた。

私の優先順位1番は「縁」であった。仕事はすべて人の縁で来る。
自分の価値観の基本にあるのは「縁」と知る。
と同時に、ことばを言い換えた自分の「お金」のイメージが
マイナスだとも知る。いつのどの時点の経験からそう思い込んで
しまったのか、その出来事からスタートしなくてはいけない。

悲しいかな。年を重ねると、う~ん、思い出せないわ。

6月16日(火)
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

6月は出張が少ない。執筆や新規コンサルティング
の法人さまとの打ち合わせ、企画書、ご提案書、
セミナープレゼン作成、弊社ホームページの改装案、
そしてキャリアアップを図るための研修の参加など
いつもと違う時間の過ごし方をした。

今回は埼玉に出張。
至福の会さまは、既存の特養と新規ユニット型特養の
2施設を展開している。
まずは、新規ユニット型から入る。今回は、受付対応
からスタートする。家族面会時の流れにそって動作を
確認する。こちらの施設はコンシェルジェを配置している
ので、一緒に動きながらアドバイスをする。

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1.姿が見えたら立ち、挨拶の準備をする。
2.「こんにちは」と明るく元気に先にあいさつをする。
3.下駄箱のご案内を口頭でする。
4.カウンターのところで、再度、来て下さったことへの
  労をねぎらうことばを一言。
  雨の日は、おしぼりかタオルを常に用意しておく。
  「お足元の悪い中、ようこそ、お越し下さいました」
5.分かりやすい図を示しながら、分かりやすく説明をする。
  詳しくではなく、あくまでも分かりやすくだ。
6.相手の表情を確認しながら、説明をする。
7.エレベーターまでのご案内は、半歩手前を歩く。
8.会話をしながら、案内をする。
9.指し示す指は、きちんとそろえる。
10.エレベーターの乗降は、ご家族が先。
  常に笑顔で応対すること。
一連の流れに、細かなアドバイスを追加して説明をする。

ポイントはもう一つ。受付は単なる受付ではない。
利用者さまが住む建物の窓口である。当然、ご家族は
「最近、うちのおばあちゃん、元気にしてますか?」
などと問いかけをする。
そこで、利用者さまの顔と名前が一致しない、
ましてや最近の様子なんてさっぱり分からぬ窓口では困る。
利用者さまが、散歩に出かける際も「○○さん、気をつけて
行って来て下さい」と声をかければ良い。何も言わず、
じっ~とただ受付で見ているのは、隣のポチと一緒
ではないか。

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受付に必要な情報を介護の現場と共有する仕組みが
必要になる。介護事故、熱発などご家族に連絡をした
ことのみならず、普段の過ごされ方など最小必要限で
よいので、知っておくと、自信を持って案内ができる
上、ご家族の安心度が増す。

その後、役職者のメンバーの方たちから活動状況と
現場がどう変わったかの聞き取りをする。
少しずつ、成果も上がりできつつある。
現場を施設長、リーダーとともにラウンドし、
書類関係も確認をする。ユニットケアは指導者と
職員が一緒にいる機会は少ない。誰もが同じ質の
ケアやサービスができる仕組みづくりを前回の
宿題にあげた。よくできている。安心。

既存の施設は、リーダーの方たちお一人おひとりから
ヒヤリングを行う。こちらのリーダーは、入職3年目の
若手4人。若い職員ばかりではあるが、転倒事故などなく、
誰もが自分の役割を考えながら動いている。
若手なりに確実に育っている。
若いリーダーを育てるコツは、チームで目標を掲げて
モチベーションとまとまる力を実感させ、成功体験を
積み重ねることで体験から自信につなげる。その機会
をいかに多く持つかにある。

若手4人には、それぞれちょっとだけ頑張ったらできそうな
実施項目を2つ挙げてもらった。来月、できているかどうかラウンド
が楽しみである。最後に主任と副主任の方からもヒヤリング。

接遇以外に組織作りや指導方法の相談を受ける時もある。
いつも気をつけているのは、コンサルはたくさんの視点を
持った上で、答えなければいけないことだ。人によって
納得ポイントは違う。得て不得手もある。相手の性格や
行動パターン、職場の風土や上司の考えなども判断材料に入る。
介護の仕事以外で経験したことも役に立つ。

帰りの新幹線の中で、今回の報告書を作成する。
できていることがまた増えていることに、嬉しくなる。
来月の訪問が楽しみである。

6月1日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

夕方、大阪にて打ち合わせ。
今後の入り方とアドバイザーの方法論を
お伝えする。

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接遇はこれで終わりというものではない。
アドバイザ終了後も現場が動けるしかけを
作らなくてはいけない。それが、私の
信念でもある。
「PDCA]法を用いて、まず計画を立てて
もらう。この計画のできばえで90%が決まる。
目的を見失うことなく「できるイメージ」が
浮かぶ具体的な計画からスタートする。

接遇という切り口でアドバイザーに入るが、
組織作りも大事な要素である。計画の立て方
アンケートの取り方、上司の報告の仕方、反対
勢力をできるだけ少なくする策や想定外の
対応もアドバイスをする。
そして、「粘り」を風土に根付かせる。

クライアントが目標とするものをモニタリング
しながら、自分の成功イメージとの誤差を
埋めていく。そのためにも、打ち合わせは丁寧に
行う。

家に戻ると別居中だったツバメが仲良く一つの
巣の中にいた。良かったじゃないの。

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