2018年7月実施(医療従事者対象)接遇研修:一部抜粋

・この講師の方の講義は、実践的な活動が多くあり自然と興味がわいた。患者さんとあまり接したことのない私にとって、とてもわかりやすく想像しやすい話ばかりだった。

・印象的だった点が3つある。1つ目は、座っているときに後ろに立たれると恐怖を感じるということだ。今までそこまで考えていなかったので、実際に後ろに立たれて感じたことをしっかりと覚えておきたい。2つ目は、上から見られているときは、上下関係ができているような気がして、うまく信頼関係が築けないと感じた。それを感じさせるような行動をしないように気を付けなければならないと思った。3つ目は、相手の話を悪い態度で聞かないことである。患者さんと話すとき、もっといろいろなことを話したいと思ってもらえるような聞き方ができるようになりたいと思った。

・今までマナー講習を受けた中で一番楽しかった。ペアワークで実際に行動をすることによって、身をもって体験できた。目線一つにしても相手に恐怖心を与えてしまっていることが分かった。私が今回一番驚いたことは、先生がCAだった経験を話されたとき、お客さんから「お水をください」と言われたときにそのお客さんの様子を見て人肌くらいの水や冷たい水、それから咳が出ているお客さんにはそっとのど飴を渡すということだ。観察力と気配りが完璧だと思った。看護師も患者さんの日々変わる状態や様子をしっかり観察し気配りができないといけないと思った。

・「毎日ありがとうを30回くらいは言おう」と言われて「私はしっかり感謝の気持ちを言葉に出せているのか。」と思った。「ありがとうの反対はあたりまえ。してもらったことが当たりまえだと思ってはいけない」という言葉が私の中で響いた。何事にも感謝をし、心に余裕を持たせることが人にやさしくできる1つの方法だと考える。患者さんの変化に気づいたり笑顔で対応し、「いつも笑顔のあなたを見ていたら元気になるよ」と患者さんから言われるようになりたい。

・今回の講義を受けて、私は多くのことを学びました。まず、全体を通して感じ、一番大切だと思ったことは相手のことを一番に考えるということでした。相手のことを1番に考えていけるようになるには、多くのポイントがあるということも分かりました。まず1つ目は、相手の思いを感じ取ることです。次に2つ目は、「ありがとう」をたくさん伝えることです。感謝の気持ちを持つことが心も豊かになり、いいことだと学んだからです。3つ目は、相手におでこを見せることです。話しているときに、相手の顎が見えると、生意気に見え、怖いイメージがつきます。相手におでこを見せる気持ちで話すことによって、柔らかいイメージがつくということが体験して分かったからです。4つ目は、観察力はこれから生き抜くためのカギになるということです。 最後に5つ目は、相手を癒せる笑顔を作ることです。笑顔でいることの大切さを今回の講義で感じたからです。