8月27日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さりありがとうございます。「とにかく分かりやすく接遇をお伝えし、現場を笑顔に変える接遇ナビゲーター」濱島しのぶでございます。
先週、24日(水)は、株式会社リフシア様の『接遇プレゼン大会』が行われ、特別審査員として参加を致しました。
午後から始まり、全部で11の事業所様が、それぞれこの一年間、努力してきた取り組みを発表なさいました。
今期の活動は、「ことば遣いに関すること」と絞りました。今、福祉業界や医療業界で大きな問題となっておりますのが、高齢者に対することばづかいです。他の施設を訪問しますと、友達のようなため口や小さい子をあやすような赤ちゃんことばで高齢者の方と話す風景をよく見かけます。
これに関しては、様々な要因が挙げられますが、時折、「急いでいたので」とか「時間がなくて」「慌てていたので」などと言い訳をするスタッフもいます。
ですが、忙しいと言われるマクドナルドのスタッフの方々は、どんなに忙しくても、新人アルバイトであっても、お客様に対して「待っててね」などど友達ことばは使いません。敬語で話をなさっています。
認知症であろうとなかろうと、ことばの理解がどうであろうと、人を敬うことを忘れるとことばが荒くなります。『尊厳』はことばに出ます。
リフシア様の活動は、現状把握や検証に時間をかけ、要因を絞り込み、その要因をなくすべく対策を実施し、現場がどのように変わっていったのかを画像を入れながれ、自分のことばで発表をなさっていました。お客様からのお礼のことばなども紹介されました。
失敗をしない方法は、何もしないことです。ですが、そこに成長はありません。よりよく変わろうとなさる姿に感動を致しました。活動を行う中で、スタッフの離職など波乱もありましたが、それをチャンスと意識を変え、チャンスを利用して新たなステージにのせて、うまく活動をなさいました。スタッフの皆様の力がさらについてきたなと嬉しく感じる瞬間でした。
出張から戻りますと、またメダカの数が増えていました。さっそく近くのホームセンターで大きな蓮鉢を買い、親メダカと大きめの子たちの引っ越しを済ませました。新たな環境でのびのびと泳ぐメダカたちに癒されております。