8月27日
先月に引き続き2回目。
席に着くと、私の前に可憐なニチニチ草が
生けてあった。粋なご配慮に嬉しくなる。
まずは、この1カ月間の活動報告から
始める。計画通りに進んでいる。
今日は、計画をPDCA形式に
細かく具現化する。
前回より、会議の進め方も上手く
なっている。焦点がブレることが
なくなっていた。
飲み込みが早い。
午後からは、法人組織理解度テストを
実施する。前回、同様のものをした際
最後に「ちゃんと答えられるように覚え
といてね」で終わった。
委員会のメンバーはまさか、今日もする
とは思ってなかっただろう。
介護士は利用者さまの依頼を軽く聞き流しては
いけない。相手が認知症であろうが
なかろうが「覚えといてね」と言われた
ことは、きちんと覚える。
2時半過ぎから、現場に入る。
今日は排泄ケアを一緒にする。
排泄サービス時の介護技術と
声のかけかた、プライバシーの保護
においの配慮、グローブの外し方と
外すタイミングなどをアドバイスする。
次回は、もう少し細かく説明したい。
人手がなく、思うように利用者さまと
接する時間がない現場である。
ならば、接している時間の密度
を上げることで、安心、安楽を感じて
もらうしか手はない。
接遇は、マナーとは別の視点でみる。
現場の『密度の上げ方』を少しでも多く
お伝えしたい。
委員会のメンバーには年齢差の開きが
あるが、話し合い時の雰囲気も良い。
意見も出ている。どこまで伸びていく
のか、非常に楽しみである。
新幹線の中。帰りは0時を回る。
長い一日ではあるが、疲れはない。
ニチニチ草が癒してくれたおかげ
かも知れない。
確実に伸びている施設との
出会いとの充実感かも知れない。
感謝である。