» 2014 » 7月のブログ記事

7月26日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

前日15時に岡山に入る。気が向けば
久しぶりに後楽園を散策しようと思った。
だが、あまりの暑さに断念。
駅地下街の本屋で本を5冊買い、ホテルの
部屋で一気に読む。

買うのは毎回決まっている。
1.マナー礼法分野  1冊
2.心理学分野    1冊
3.美容、健康分野  1冊
4.ビジネス、新刊書 2冊

読め終えたらメモをするかパワーポイント
に落とし込む。

岡山でのセミナー。指導者編の中級コース
である。この秋上級コースがスタートする。
参加者の反応を見ながら内容を模索する。

8月は夏休みシーズンなので、ホテルも
新幹線も混む。できるだけ出張を避けて
執筆や研修のプレゼン作成、書類作成など
デスクワークに励む。そしてたまに友人と
遊ぶに限る。

7月22日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

車で3時間弱。実家から40分くらいの
場所なので土地勘はある。
早めに着いて、病院と隣接する老健を
案内してもらう。主に、面会の家族が
通る同じ場所を歩く。家族の目に、どう
映るのかがポイントである。

今日は、気づきの研修を行う。
いつもの慣れを家族や患者の視点から
考えてもらう。理屈よりも画像を
お見せした方がインパクトがある。

あいさつ一つにしても目礼だけでは
伝わりにくい。マスクをしながらの
目礼は、あいさつができているとは
評価されない。道ですれ違うご近所
さんへのあいさつと仕事上のあいさつ
が一緒では困る。

研修も前向きで集中力や意欲もあり、
新しいことに抵抗がない。演習のくいつきも
良い。院長先生も後ろで参加して下さった。
おそらく、委員会を立ち上げたらぐっと
伸びていくであろう。

帰りにお墓参りを済ませ帰路へ。
この4日間で870キロ走った。
ドライブ好きの私でもさすがに疲れたわ。

7月21日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

今日は、機関誌「かわらばん」の発送作業と
次回内容の会議が福井であった。
自宅から北陸自動車道を北上し、大野に
到着。

メンバーは、いつものように生活介護
研究所の愉快な仲間。
真面目な面持ちで会議をしているようで
あるが、話はおチャラけた内容である。
「おねぇことばで書いたらどうや?」とか
「全部、写真だけにしよ」とか・・。

いつものように笑いが止まらぬ。
最後は、スイカを皆でいただき忘年会の
打ち合わせをする。今年は滋賀県。
近くて嬉しい。

帰りは連休とあって、高速は少し混んでいた。
明日は、三重県の長島で仕事だ。視察から入る。

7月19日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

今日は、生活介護研究所がアドバイザーで
入っている施設のケア発表会が滋賀県の
特養けやきの杜で行われた。

上尾ほほえみの杜・花みづき寮・こぐれの里
高秀苑・玉樹・けやきの杜・ビハーラ十条。
関東・大阪・京都の特養7施設の20分ずつ
の価値ある発表である。

私は、受付と簡単な総評を担当した。
自分たちの失敗談や反省を含めたユニークな
発表もあり、それぞれ特徴のあるプレゼン
になっていた。

一番心が惹かれた発表は、やはり「看取り」
である。死に向かっていく利用者さまに
私たちができることと家族の意向がかみ合
わないケースへの悩みと苦悩。

認知症になった時、自宅で最期を迎えるのは
難しいのかも知れない。ただ、どの場所で
最期を迎えようが、自分を大事にしてくれる
人たちに囲まれて神に召されるのも幸せの
一つであろう。

死に行くお年よりを観る介護の仕事は、
いろんなことを教わる。現場を離れて
アドバイザーの仕事をしているが、ふと
現場に戻りたくなった。

貴重な一日であった。感謝である。

7月18日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

車で2時間ほどで会場に着く。
こちらの法人はグループホームやデイサービス
をいくつか展開されている。
今日は、地区の民生委員の方たちも
参加された。

いつもは認知症ケアの視点からの接遇
研修をするが、急遽、内容を一部変更
する。専門用語を使わず、お年寄り
全般の傾向を含めた配慮や気配りを
中心に行う。

皆様、とても熱心であった。
身体を動かしながら頭を使う研修は
記憶に残りやすい。
少しでも多くのことを現場に持ち帰って
いただきたい。

7月15日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

私のデスクに強壮剤と美しいばらの花。
今日も一日頑張れるわ。ありがたい。
こちらの施設にアドバイザーに入って
一年が経つ。

接遇委員会のメンバーの方たちは
一年前、緊張と少し不安そうな表情を
見せていた。3ヵ月後には「こういう場合は
どうしたらいいですか」と質問をしてくる
ようになり、一年経った今は、「次はこんな
ことがしたいです」とやるべきことを前向きに
見つけてくれている。
自信を持って活動している。

午後の巡回は一人で回る。利用者さまも
職員ものんびりできる時間帯を見計らう。
今日の視点は「行き届いたサービス」である。

ベッドで寝ている人へのプライバシー保護
や快適な空間作り、車椅子の人への気遣い
をみていく。施設内には職員が自宅から持って
きたお花がいっぱい生けられ、季節感あふれる
空間になっている。

お花は高齢者の五感を刺激するのに効果が
ある。居室もその人らしいつくりがしてあり、
利用者さまに表情が出てきた。いろんな気配りが
できている。
この時期、気になるのは足元である。

デイサービスに来るお年よりは足元を保温
してくる。なのに施設にいるお年よりは、
ズボンと靴下だけである。車椅子にずっと
乗っているので、長い時間クーラーの冷気
にあたり、足元が冷えている。

訴えがあって初めて気づくのでは遅い。
職員は足元が隠れる長さのズボンを履き動いて
いるので、足元の冷気に気づきにくい。
お年寄りの身体に触れるのである。ズボンから
出ている足元を触ると冷たい。冷えている
証拠だ。血流が悪くなり体調不良の原因にも
なる。

帰りにナースの方からいただいた自家製の
梅干ジュースを自宅に帰って飲む。
1杯目はそのまま飲み、2杯目はミントを
浮かべた。どちらもさっぱりとして美味しい。
愛犬が盗み飲みをした。すっぱかったので
あろう、苦い顔をした。

私は毎年夏バテをする。酸味のあるモノを
摂って今年も乗り切りたい。

三島に移動

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7月14日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

夕方に三島に入る。ふと歩きたくなった。
ホテルの近くをのんびりと散策する。
ホタルの観賞スポット源兵衛川に行く。
川の中に遊歩道があり、清流の趣が優雅で
何ともいえない空気感がある。

せっかくの出張。ホテルの部屋で仕事を
するのもいいが、こうして土地を感じながら
歩いてみようと思った。

7月7日~9日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

 

3日間の利用者体験ができるある意味貴重な
合宿だ。居室に寝かされたまま、あるいは
蒸し暑くて暗いところに車椅子に座らされ
5時間放置される、車椅子に乗せられた
まま40分間ひたすら食事を待つ。

時計と携帯は合宿開始時に没収され、
合宿中、今が何時なのか分からない、
外部との連絡も取れない。夜は11時まで
講義が続く。過酷な合宿だ。その体験から
利用者さまにしてはいけないことや自分たちが
目指す介護を見つけてもらう。

講師は、生活介護研究所のメンバーである。
坂本先生、松林さん、福野さん、慶さん、
そして今回から岩田さんも入った。

なんともはや、愉快なメンバーである。
確か、昨年はマイバッグを隠された。
同じ手にひっかかるわけにはいかない。
自分の近くに置いた。「邪気が
床から移るぞ」と言われ、そばの台の
上に置いた。

そうだった。私の口癖は「邪気に
気をつけなさい」だった。
なるほどと、感心していると、皆が
私の鞄の写真を撮っている。
「何をしてるんですか?」と聞くと
「ヤフーのオークションにかけようと
思って・・・」

やめて~。一事が万事こんな具合だ。
私のコマは、食事ケアと排泄ケア時の
してはいけない行為とことばがけだ。

排泄は、お年寄りのプライドをどう
保っていくかを視点に研修をする。

今年も楽しい合宿であった。
研修の帰りに、友人宅に寄る。
最近の愉快な話題で盛り上げる。
ここでも「邪気」が話題になった。

「邪気」ってことばが流行ってるのかな・・。

7月5日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

2日目は、より具体的に現場バージョンの
講義をする。午後から「お年寄り体験」を
してもらう。参加メンバーはそれぞれの施設で
10年くらいのキャリアのある方たちだ。
ケアをすることに慣れている。

慣れはともすると「感覚麻痺」を引き起こし
疑問を遠ざける。疑問がなくなれば成長は
止まる。自分たち目線のケアになっていないか
を考えてもらう。利用者さまが感じる疎外感や
孤立感を体験することで、日頃のケアに
生かしてほしい。

帰りの電車の中で、この4日間の振り返りを
する。説明が足りなかった点はないか、演習の
運び方や時間配分、プレゼンの見せ方、研修内容
の組み立て方、落とし込み等。

今は、お年寄りや家族が自分に合った施設を
選ぶ。見学も一つの施設ではなく、数箇所を
見て回る。施設を見る目が肥えている。
見学のポイントも心得ている。
生き残る施設となるには、職員の質を上げる
しかない。

今後、権利意識をしっかり持つ「モノ言う老人」
が増える。職人的育成では、質は向上しない。
私が老人になり、ホームに入る時には
「若いおねーさんやおにーさんがやさしく世話を
してくれて、毎日美味しいご飯が食べられて、
仲の良い友達ができて、ホームは天国」と
思いたい。

夜、友人と電話で話す。
私が「老人ホームもいいかもね」と言うと、
「あんたねえ、そんだけ自由気ままに生きてきて
今さら、共同生活って無理。70歳になったら古民家
借りて一緒に住むって約束、忘れてないよね~」
すっかり忘れてたわ。

7月4日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

7月14日にオープンする新設の施設で
2日間の12時間コースである。
同法人の大阪城ケアホーム様では何度か
研修をさせていただいた。

「光」のネーミング通り、玄関から吹き抜けで
ガラス張りの建物内は採光が素晴らしい。
リビングから見下ろすと、隣接する公園で
遊ぶ子どもたちの元気な姿や声が聞こえる。
これで、入居一時金0円、月々¥149000なら
私は住みたい。

一日目は「疑問」と「気づき」、チームワーク
作りの演習をいれた。人に関心を持って、人を
よく観て、その人のために自分が何ができるか
を考えながら研修を受けてもらう。

オープン前でやる気のある人を採用しただけあり、
どの演習も意欲的に受けて下さる。介護経験者
の集まりなので、お互いのケアに対する価値観
のすり合わせが必要になってくる。

グループごとにセッションする演習を増やす。
人が2人以上集まればルールがいる。
今日の宿題は
1.会議のルール3つをグループで決める。
2.仕事以外で気づきや疑問を考えてくる

帰りの駅のホームで、私の前に女子大生が2人
並んだ。仲が良いのか服装も髪形もよく似ている。
そのうち、一人が笑いながら軽く相手の肩をたたいた。
すると「指輪が肩に当たって、痛いやんか」と
叩かれた方が叩き返した。

すると、「そんなにきつく叩いてないやろ」と
また叩く。「きつく叩いたわ。痛かったもん!」
と叩く。そのうち、お互いの顔が真剣になり、
電車が来るまでバシバシと双方が叩きあっていた。

小学生か・・・。
何事も限界を知ることが大人だ。ここまでという
限界がある。自分の酒量の限界、言い合いの限界。
それ以上は、自分も相手も傷つく。
無用な争いは避けるのが大人だ。
それが、大人のルールであろう。

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