» 2013 » 5月のブログ記事

5月28日
毎年お招き下さる。有りがたい。
4度目の研修である。
私にとっても思い入れのある施設であり、
職員の方の成長が嬉しくもある。

ご依頼の「お茶の出し方」「電話応対」をカリキュラムに
入れる。その他のメニューは、スタッフの方を観ながら
その場で決める。最初に「研修は、一方的に学ぶものでは
ありません。講師との協働作業と思ってついて来て下さい」
と伝える。

できるだけ現場に特化したものを少しでも多く伝えたい。
時間配分をみながら、ペースを速めた。
仕事終了後にもかかわらず、頑張って実技もこなしてくれる。
質問も出る。前向きに受けて下さった。

後ろで久しぶりに私の研修を聞いていた小茂田さんが、
「口調、厳しくなりましたね。空気が引き締まる適度な
緊張です」とおっしゃる。
確かに実技のチェックは厳しいかも・・。

一番嬉しかったのは、研修後、理事長の小林さまが
職員の方の前で「今日の研修には、先生の皆さんへの想いが
込められていて、これがプロの仕事です」と褒めて
下さったこと。私の想いがこの方には届く。
最高の褒めことばだった。

いろんな施設との出会いがあって、人との出会いが
あって、教えられて講師としても人としても
毎回考えさせられる。多くの人と出会うこの仕事に
今日も感謝する。

5月24日
今回の対象者の8割が、介護経験1年未満の介護福祉士。
接遇マナーというと堅苦しいイメージがあるので、
会場の雰囲気を和らげるゲームからスタートする。

次にグループごとのセッションの後、発表をしてもらう。
模範的な意見も出る。介護福祉士としての価値を考えて
いる。途中幾度か、介護現場の実技について質問を
する。ベッド上で毛布をたたむ時は三つ折りと
先輩から指導を受けている。だが、なぜ、そうするのか根拠を
教えてもらっていない。最近の傾向である。

動作一つひとつには必ず根拠が存在する。現場できちんと
根拠を説明できる役職者が少ないと言うことだろう。

テンポよく講義を進めていくが、しっかりついてきてくれる。
研修は、受講する方々と私との呼吸やテンポも大事。

さすがに、2日続けての一日研修は体力を消耗する。
けど、息をつく間もないほど仕事をしていることは幸せだと思う。

5月23日
今日は、一日研修。
ゲームや演習を交えて、参加型の研修にする。
職歴に幅がある参加者の場合は、カリキュラムの
変更を余儀なくされる。状況をみての講義内容となる。

一日立って話しているので、脚がむくむ。
その後、津へ移動。
ホテルの温泉にゆっくり浸かる。
明日も一日研修。カリキュラムは今日とは別。
今から予習。

5月21日
朝、7時に自宅を出て、待ち合わせの高崎駅に
着いたのが、12時過ぎ。今回の主催の部会長の小林さんが
駅まで迎えに来て下さった。「ヴェルファイアでお迎えに
上がります」と言われたが、そのヴェルファイアが分からない。
おまけに近眼。勘で声をかける。

今日は、生活相談員と支援員の方対象の「クレーム対応」研修。
約130名のご参加。

ご家族様からの苦情窓口が彼らの担当になるため
具体的な事例を入れての演習をする。2時間は
あっという間に終わる。

最後の10分に、「距離を近づけることばづかい」と
「距離を遠ざけ利用者さまとの壁をつくることばづかい」
が現場では混在する話をする。

生活相談員は、運営から家族対応、現場の様子など施設全般の
業務に携わる。いろんな立場や角度から物事を観る器用さが
要求される。少しでも多くのものを感じ取って職場で生かして
もらえればありがたい。

今日は日帰り。今週は休みがない。帰りの新幹線の中で
メールチェックをする。ちょっと疲れた。

5月18日
役職者対象の「指導編」の中級コース。
このテーマでは初めてのセミナーなので、
時間配分に気を配る。

今日は「伝え方」を中心に演習をする。
まず、できるだけ多くの人と交流してもらい
記憶にしっかり残っている人とそうでない人の
違いを考えてもらう。

役職者クラスの方は、社会経験も人生経験も
あるので、何事にも深い読みができる。
私としては、とてもやりやすい。欲しい答え
を誘導しなくても済む。

今日の参加者の皆様は、明るく楽しみながら
セミナーを受けて下さった。ありがたい。

セミナー終了後に、数名の方から個別で
質問を受ける。部下育成の悩みである。
いろいろな方法論はあると思うが、結局
「忍耐」と「自分との戦い」であると思う。

5月15日
こちらの施設とは、3年くらい前からのおつきあい。
敏腕施設長の指導もあって、訪問する都度、スタッフの
質が確実に上がっている。

5Sの徹底、感じの良い挨拶の実施。どれをとっても
私の評価は高い。研修内容も、一般的なものから
中級~上級に変更する。内容についてくることが
できると判断すれば、口調も厳しくなる。

午前中は、居宅のケアマネなど在宅部門のスタッフ向け
研修をする。ビジネスマナーが主流となる。名刺のお作法
のリクエストが急遽あり、メニューに入れる。

午後は、入所部門のスタッフの研修をする。接遇とは特別の
ものではなく、日常のケアの中に存在することを、実技を
まじえて伝える。習得も早い。生き残っていく施設とは
やはり、人の質だと実感する。

今、新幹線の移動中。
メールチェックを済まし、問い合わせの返信も
終える。一日の仕事の振り返りをする。

スタッフから「CAを辞めたこと、後悔してませんか?」と
聞かれた。100%悔いはない。仕事への目標があり、
ステップを歩いている。CAはファーストステップでしか
ない。

私にとりCAの仕事は物足りない。

5月7日
オープン直後のデイサービス(日帰り)のスタッフ研修。
毎晩遅くまで、スタッフの方は準備をされている。

オープン直後は、予期せぬ出来事が発生して
バタバタする。利用者様も新しい環境に
馴染めず落ち着かない。しばらくは、試行錯誤が続く。

研修内容は、スタッフの方の疲労度を見て変更する。
途中、スタッフの方から「利用者さまとの視線」について
ご質問があり、高齢者の『視界の範囲』から説明をする。

明日は、都内で打ち合わせ。

テニスで学んだこと

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5月1日
今日は、早朝テニス。レッスンが終わり
コーチに質問をした。
「一流のスポーツ選手とそうでない人の
違いは何ですか?」コーチは「探究心」と
即答した。

確かに。一流の選手はスポーツに関わらず
いろいろな事に意欲を見せる。

次に「一流とそうでないコーチの差は?」と聞くと
「教えすぎないこと。自分で考えさすこと」とこれまた
即答。確かに。
コートの中では、自分との戦い。傍にコーチがいるわけ
ではない。自分でコーチングができないと試合には勝てない。

ふ~ん。相手に考えさせることか。
一つ学んだ。

私の研修を受けた施設から質問のメールが届いた。
「接遇マナー質問シート」と題して、20名弱の方から
いろいろ質問がある。ありがたい。

・方言は遣ってよいのか
・自然な笑顔の作り方はどうするのか
・認知症の人とのコミュニケーションの方法

一つひとつに答えていく。
途中でふと、思い出す。「教え過ぎないこと」
相手に考えてもらう。ヒントは伝えるが、答えは相手が出す。

再度、最初からやり直す。
『女性の気持ちを分かるための方法を教えてほしいです』という
質問があった。
こういう質問はヒントよりもちゃんとお答えしなければ。
今夜はきっと徹夜・・。

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