» 2011 » 5月のブログ記事
アンビシャスさん主催の大宮でのセミナー。
今回はグループディスカッションを何回かしました。
テーマは「気持ちの良いあいさつとは」です。
単に、あいさつをしましょうと指示しただけでは、現場は
変わらないのです。
どういうあいさつを目標とするのか、具体的に職員全員が
イメージ化できなければ、ことばだけで終わってしまいます。
自分たちの目指すあいさつを具現化した後、実技で仕上げて
いきます。皆様の協力のもと、スピーディに仕上げることができました。
下の写真は、コミュニケーションゲームの風景です。
「何を伝えたのか」ではなく「何が相手に伝わったのか」を感じて
もらうためのものです。接遇は堅苦しいものではないことを
知っていただければ有難いです。
5月15日
桜満開の札幌にてセミナー。
今日は、久しぶりに第一印象ゲームをしました。これは、人の第一印象を五色で判断し
五色とは「赤・青・黄・緑・桃」の五色。これがなかなか当たるらしく
会場は、うなずきの連発でした。
さて、介護現場の第一印象は何秒で決まるのか?
答えは「7秒」です。
なぜなら、たとえば、ご家族様が面会にいらしゃいました。
「うちのおばあちゃんがお世話になっております。今、どこに
いますか?」と尋ねられ「はい、あちらです」と答える。
そうしてご家族様はその場を離れる・・・。この一連が7秒なのです
この7秒で、印象が決まり、しいては、その施設全体のイメージにも
影響してくるのです。
第一印象はとても大事です。コミュニケーションにおける基本でもあります。
介護のプロなら、よい印象を他人に与えるようにしましょう。
5月14日
札幌は10度と寒かった。
札幌駅から車で40分、山の中の静かな施設でした。
従来型でグループケアを始めて1年あまりの施設です
1時間かけて施設の様子を見学し、スタッフの動きや利用者様
の様子をチェック。
施設を見るポイントは、利用者様の気持ちを温めるために
スタッフがどんな心配りをしているか、どんなことばを
口に出しているか等を見て歩きます。
決して、丁寧なことばを遣っているかどうかではないのです。
利用者様の気持ちを豊かにする努力をスタッフがどれだけ
しているかどうかが現場の接遇なのです。
丁寧なことばを遣うことに主眼を置くならば、それは接客です。
私たちが目指すものは、接客ではなく、接遇です。
研修後、送迎の車の中で常務の方が「薄い紙切れでも裏表があるんですね。
ましてや人間には裏表があって当然です」とお話して下さいました。
高齢者の心の裏を感じ取れるスタッフの育成が接遇力につながっていくのでしょう。
5月9日
ひたすらジム通いに明け暮れたGW。仕事には体力はつきもの♪
さて、今週は研修が目白押し。
まず、京都にて「中級コース研修」からスタート!
初級は知識の習得を主とし、中級は知識の再確認も致します。
今回は、ビジネスマナーも含め、ご家族様への名刺交換の仕方や
お茶の出し方などを実技でみっちり致しました。
会社と違い、福祉の職場はビジネスマナーを習う機会がありません。
自分がよしと思う方法で、相手に不快感を与えないよう自己流で
しています。
実はケアも同じなのです。現場では、自分以外のスタッフのケアを見たり
見られたりする機会はほとんどありません。高齢者と1対1の関わりです。
それゆえ、独り立ちすれば自己流になりがちです。
自分のケアを見直す機会を持つことはとても重要です。
今回も、基本的なビジネスマナーでしたが、
皆様、熱心に受講され質問も多くありました。
今更ながら、介護の現場にも
ビジネスマナーの見直しは必要だと感じました。