10月9日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
「分かりやすい研修」の濱島でございます。
さて、この連休、皆さまはどうお過ごしでしょうか?
私は、奈良に住む友人と奈良まちを散策いたしました。
近鉄奈良駅で待ち合わせ、ぶらぶらと歩きます。
最初に訪れたのは、最近オープンした「ふくろうカフェ」
です。私は、フクロウに何の関心もございませんが、
友人が大好きで、「可愛い、カワイ~イ」の連発でした。
鷹の腕乗せも体験できます。名前は「嵐くん」だそうです。
「嵐」呼ぶと目が合います。
築100年以上の町屋が無料で開放されています。
ならまちの中の格子の家です。至る所にこのような家や
改装された小物のお店があります。
疲れたので、「空気ケーキ」でスイーツをいただきました。
お値段は、流行っているせいか強気でございます。
たまに鹿と遭遇します。お腹が空いているらしく
近づいてきました。その後、交通量の多い広い道も
きちんと横断歩道を渡っていきました。偉い。
最後は、志賀直哉が9年間暮らしたという旧居です。
「暗夜行路」を完結させた書斎です。
1階にも書斎がありました。どちらかと言えば、こちらの
方が落ち着きます。中庭です。美しい自然描写が
多い作品であるのも、こういう家に住むことがそれを
可能にさせているのでしょう。
お庭から武者小路実篤氏や画家が頻繁に訪れたという
当時は非常に珍しかったサンルームが見えます。
ここでどのような会話がなされたのか、興味のある
ところでございます。
敷地面積435坪、建物134坪。数寄屋造りのお茶室
やお庭にはプールもある豪邸でございました。
4ヵ月ぶりに「ならまち」を歩きましたが、新しい
お店もいくつかあり、訪れるたびに、新しい発見が
あるところです。
帰りの電車の中、友人は、写メの中のフクロウや鷹を
見て、また「可愛いよね、癒されるよね~」と
しきりに口にしておりました。
私が「今日のお夕飯何にするの?」と尋ねましたら
彼女は「うん、とり鍋」と。
どの口が言うておるんや~と心の中で叫びました。
久しぶりの古都は、残っている建物の美しさと自然が
溶け合って、名画のようでございました。
休みの日にしていること。それは、
1.感動を仕入れること
2.自分の心を動かすことでございます。
これらは、仕事にとても大切なことです。
これからも続けていきたいと思います。