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決算月

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3月31日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

3月は、弊社の決算月である。
税理士さんにお渡しする書類の作成に
追われる。
日々の管理は、パソコンでデータ入力を
しているが、交通費の精算やら領収書、
出金伝票、請求書など提出書類はいっぱいある。

過去の新幹線の領収書を見ながら、「そうや、
この時はお世話になったわ」と回想していると
あっと言う間に時間は経つ。
処理は、まだ半分も終わっていない。
だが、雑にしたくはない。
この一年のいろいろなご縁や出来事に感謝をしながら、
一つひとつ書類を作成していく。

明日からは、新任職員研修が始まる。
プレゼンの見直しもした。
新任職員といっても、学卒ばかりの場合と、他の施設
経験者が多い場合とでは、内容が大幅に変わる。
参加者の様子を見ながら、研修のカリキュラムを変える。

一年を振り返ることが出来る3月も楽しいが、新しい
出会いの年度初めも楽しいものである。

3月26日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

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こちらの施設にアドバイザーで入って
8ヵ月が経つ。朝10時からいつものように
現場をラウンドして、利用者さまと会話をする。
「ちょっと暖かくなりましたね」と利用者さまから
声をかけて下さる。人に関心があることは、
お元気な証拠である。

ナースステーションに立ち寄る。いつも笑顔で
たまに愉快なナースたちである。しばし、おなごの会話。KIMG0423

午後からは会議。これまでの活動内容と
実績を出してもらう。
施設で決めたことは皆が守るという良い土台が
できていたので、浸透も早かった。
委員会のメンバーの頑張りが他の職員に伝わり、
非常によい展開となった。

思えば、年間計画を立てた当初は自信がなさそうだった。
今では、やりきった感が感じられる。
何よりも彼らは、私のアドバイスや課題に「できません」
とは決して言わず、頑張ってくれた。

このメンバーならできると思ったことしか
課題に出さない。成功して自信がつけば、ますます伸びていく。
私と彼らとの信頼関係がなければ、成立しない。
この8ヵ月の積み重ねに感謝である。

これからも温かい現場を作ってくれると思う。
ホット安堵をしながら、新幹線に乗る。

沼津へ移動

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3月25日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。KIMG0417

京都駅で新幹線の時間待ちをするため
駅構内の喫茶に入る。
私は、いつもカウンターに座る。
そうして、カウンターの中で働く女性
の動きを眺める。
彼女の動きには無駄がない。立つ時も
次の動作に移りやすいように斜めに
立ち上がる。

両手はいつも左右違う動きをする。
きびきびとして気持ちが良い。
駅の中なので、お客様の回転も早い。
環境が働く人間の動きを決める。

ゆったりとした高級ホテルの
ホテルマンの動きも良いが、私は
無駄のない洗練された動きから放たれる
緊張感が好きだ。

明日は、一日アドバイザーである。

3月24日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
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自宅から片道125キロ。車の方が便利なので
今日はマイカーで向かう。実家に近いこともあり
土地勘もあるので、揖斐川沿いの抜け道を通る。

今回は2度目のお招きである。前回、ラウンドの感想を
お伝えしたとき、院長先生が「今度、来ていただく時には
良くなったと思ってもらえるように頑張りましょう」と
おっしゃっていたことを思い出した。

また、お呼び下さり感謝である。
明るい風土で、外来者へのあいさつもきちんとなさる。
表情の豊かな職員が多く、基本的なことはすでにできている。
前半は第一印象(メラビアンの法則)と身だしなみ、後半は
拒否なさる利用者さまへのアプローチの仕方を行う。
短い時間でもあるので、ポイントをお伝えする。

演習の様子を見ていると、一人ひとり笑いのツボが違う
ことに気づく。若い職員が笑う話と年配が笑う話の違いだ。
なるほど~と感心する。
家に帰ったら、息子がテレビを見ながらお腹を抱えて笑って
いた。今、急上昇のお笑い芸人8.6秒バズーカーの
『ラッスンゴレライ』である。

息子がこれの何に反応して笑っているのか、さっぱり分からない。
「ラッスンゴレライって何ですの?」って私が聞きたい。
親子でも笑いのツボは違うことに気づき、お風呂の中で
ず~っとこのフレーズを口ずさんでいた自分に驚く今日この頃であった。

3月23日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
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寒の戻り。風も強く吹き始めた。JRが
止まらぬうちに早めに家を出る。

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介護労働安定センター様からのご紹介の
施設である。小高い丘に建つコンクリート張りの
豪華な建物。エントランスを入ると、ガラスを
隔てた真向かいに滝が見えた。高級感あふれる
空気が漂う。

研修は、「現場の気配り」を中心にメニュー
を組む。普段のケアがいかに介護士本位のもので
あるかに気づいていただければありがたい。

帰路の途中に雪混じりの雨。
この冬最後の雪なのであろう。春が待ち遠しい。

3月18日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

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今日も参川さんが観光案内をして下さった。
まずは、私の希望で高知城へ。城壁の石の
大きさと組み方に興味がある。
攻めてきた敵が城門横の石の大きさで
城主の権力を知ったという。

 

気象庁が桜の開花宣言を発表する
標準木はまだつぼみ。しかし1本だけ
見事に咲く桜があった。ソメイヨシノとは
違い、花弁が重そうだった。
一足早い春を味わう。

次は、郊外の芋けんぴのお店へ。ついで
高速を走り、黒潮町の漁港へ冷凍かつおのタタキ
を買いに連れて行って下さった。腹と背があるという。
迷わず両方購入。

 

 

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18時から研修。2人ペアとグループ演習を
多く入れる。グループ演習ではハイタッチを
2人ペアでは、共感の演習をする。
実技では、高齢者の視界とコミュニケーション
をとる際のポジショニング。正面から対面するケースと
斜めから会話をするケースの違いを説明をする。

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院長ご夫妻自ら楽しそうに演習に参加して下さった。
職場のチームワークを大切になさるご夫妻の思いが
伝わる。
それは、職員の方の伸び伸びした風土で分かる。
私の質問に、いろいろな視点からの意見が出る。
温かい組織つくりをしていらっしゃる

終了後、2人でラーメンをいただく。疲れたあとに
まったりとしたスープは美味しい。
帰りは、今治まで送って下さった。
今回、参川さんから「観光付きでお願いできませんか」と
ご依頼をいただいたが、ここまで「おもてなし」をして
下さりありがたくも申し訳なくもある。

研修の準備物から連絡調整まで、周りの方が
いろいろご尽力して下さった。私の仕事は、こういう方たち
のおかげで成り立っている。
今夜もそのありがたさを噛みしめながら一日を終える。

この3月17日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

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自宅近くのJRが事故のため運行取りやめに
なった。何としても行かねばならぬ。運行
している駅まで車を走らせ、やっとの思いで
京都に着いたのもつかの間、空港バスの
発着場所が移転していた。

オーマイガー。走ってようやくバスに乗り込み、
伊丹空港発高知行きの便にぎりぎり間に合う。

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西田順天堂薬局さまは、去年に引き続き2回目である。
再びお招き下さり感謝である。
今回はバージョンアップ編。認知症の方は、
非言語コミュニケーションを使ってお伝えする
ことが大切であることをメインにカリキュラムを組む。
アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症
の対応の違いを事例をつかい説明をする。
ワークや演習も明るく良い雰囲気である。

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研修後、今回の仕事をご紹介して下さった
参川さんが、高知で一番人気の「明神丸」という
お店に連れて行って下さる。
かつおの塩タタキとうつぼのから揚げが私の
大好物である。ここでしかいただけない。
ちょっと酔った。

機内で読んだ本に「功徳とは、今、自分ができることを
一生懸命すること」と書いてあった。
それは、仕事は手を抜かずベストを尽くし、目の前にある
美味しいものをいただく。ちょっと違うか・・。
明日も高知で研修がある。ベストを尽くすわ。

2月13日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

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ナイト研修のため、自宅からマイカーで向かう。
のんびり下道を走り、伊勢市を通り抜けた山間に
その施設はあった。品のあるシックな建物である。

研修は19時スタートであるが、会場には3人の
利用者様が食後のくつろぎ中であった。
認知症の高度な方である。言語のコミュニケーションは
取りにくいので、空気感で対話をする。

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研修は、施設により精神論と方法論の割合を工夫している。
今日は、業務終了後21時までなので、体感研修を中心に
する。最後の3分は、短期記憶を長期記憶に変える演習。
短期記憶は20分で40%のことを忘れる。これを
長期記憶にすると明日の朝も覚えている。
習ったことのうち、明日から実施することを長期記憶に
変えてもらった。

皆様、パワフルに2時間びっしり受けて下さった。
とても前向きな姿勢に感謝である。

家に着いたのは、1時過ぎ。心地よい疲れである。

3月11日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

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東日本大震災から4年。
出勤前に1分間の黙祷。

会場は箕面にある。久し振りに千里中央駅に
降り立つ。昔と変わらぬ風景があった。
今日は4時間コース。毎年ご依頼をいただく。

事例の一つに、介護拒否を挙げた。
介護拒否は、介護士側の見方である。認知症の方
へのアプローチミスが原因であることが多い。
入室から利用者さまのベッドに向かうまでの
介護士の目の高さ、姿勢の低さや自分を認識
してもらうことの大切さ、触れるタイミング
などアプローチの手順を説明する。

してはいけないのが、抵抗する利用者さまの腕を
上から掴むこと。
これは「私はあなたより上です。私の言うことを
ききなさい」と言っているのと同じ行為である。
利用者さまは自分を守ろうとして、さらなる抵抗をする。

手を出すときは、下からそえる。
介護士の手は、あくまで利用者さまを支える手で
なくてはいけない。押さえる手であってはならない。

今日も声が枯れた。
関西で研修をするときは、話にオチを入れる。
その分がのどの疲れとなったようだ・・。

3月5日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

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三島駅から伊豆箱根鉄道に乗りかえ終点の
修善寺駅で降り、そこから車で40分の
温泉地にある施設。

去年に引き続き1年ぶり度目のお招きである。
中高年の方のパワーがあふれる明るい風土の
施設という印象が残っている。

嬉しいことがあった。
前回は接遇研修と事務職対象の電話応対の研修を
実施した。その際、私がアドバイスさせて
いただいたことを実践なさっている。
全ての電話の横に対応例を置いて下さり、日々の
応対に活用していらっしゃった。

また、現場ラウンドでは、利用者さまの食事時の姿勢を
アドバイスした。座位保持がとれる方は、車いすから
椅子に座っていただくこと、両足のかかとがきちんと
床についていること、前傾姿勢をとっていただくこと、
利用者さまの下腿長に合った椅子であることの4点である。
こうして食事の姿勢をとれることで、排泄の姿勢も
とれていく。介護長さんが「アドバイスをいただいて
すぐ椅子の脚を切りました」とおっしゃって下さった。

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会場に入ると、老施協の接遇研修を受けた職員の方が
学んだことと自分が実践したことをプレゼンされていた。
習ったことやアドバイスされたことを皆で共有し、
時をおかず実践されている、知識を実践に移すことは
伸びていく施設の大事な要素である。
素晴らしい施設である。

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研修もとても前向きである。接遇ができていく順番や
何のためにコミュニケーションをするのか。
利用者さまとの非言語コミュニケーション、症例別
の共感など具体的なものも入れる。
研修後事務長さんが「すぐ実践できる内容でした」と
話された。
それは、こちらの施設の方なら、即、行動化して下さると
確信できるからである。
研修を終えて拍手をいただいた。私のほうが感謝の気持ちで
いっぱいである。ありがとうございます。

帰りは静岡まで戻る。
ホテルの最上階のバーでカクテルを一杯。
おいしいお酒だった。明日は5時起き。
はよ~寝なくては・・。

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