10月29日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
昨日は、泉大津にある特養の研修。
去年に引き続き、2回目なのでバージョン
アップ編をする。
最近、「忙しいときに、利用者さまに
きつい口調になるのを防ぐには、どうした
らいいですか?」と聞かれることが多い。
まず、自分を責めないこと。いつもいつも
MAXのやさしさを持って仕事をすることは
非常に難しい。利用者さまに必要な支援を
しているのに拒否をされたり、うまく
いかないときだってある。
自分の良い状態とを比較して落ち込むことは
ない。
なぜなら、悩むのは、相手のことを想うやさしさ
があるからである。きつく言ってしまったと
感じる心には、相手への思いやりが存在する。
二つ目は、自分の中でルールを作ること。
忙しくてもスピーチロックはしないでおこう
とか相手の行動を束縛することばは使わないで
おこうなど具体的なことばを自分の中から
なくす。これだけでも、相手の反応は違う。
三つ目は、言ってしまったと気づいたら、
時間をおいて謝る。ごめんなさいの気持ちを
ことばにして相手に伝える。そして、それは
認知症であろうが不思議と伝わる。
介護業界の人たちは、人に優しくあるという前提で
仕事をしている。何ともよい業界ではないか。