8月25日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さりありがとうございます。「とにかく分かりやすく接遇を伝え現場を笑顔にする接遇ナビゲーター」濱島しのぶでございます。
コロナ禍になり、これまでのような職員が集まり研修を受ける「集合研修」ができない状況が続いています。何事も継続が浸透の第一歩です。研修ができない環境でサービスの質も下がりつつあると危機感を感じていらっしゃる管理職の方も多く、最近は、Z00Mのお問い合わせも多くなりました。
先日も、三重県の大きな法人様からお問い合わせをいただき、ZOOMでプレゼンをさせていただきました。弊社はZOOMでの研修は実施しておりませんが、相談や研修内容のプレゼンは実施しております。
これまでZ00Mというものに対して、カメラ撮りがうまくいかず、表情が暗くなることや、途中で接続が切れてしまうなどの不都合があり、苦手意識もございまして、積極的に取り入れることはしませんでした。
ところが、コロナ禍で出張が減り、ZOOMに詳しいご近所さんと仲良くなり、いろいろ教えてもらううちに、苦手意識もなくなり、今ではクライアント様ともZ00Mのやり取りが常となりました。
今日は、株式会社リフシア様の接遇プレゼン大会でした。今年も審査員で参加致しました。今年は例年と違い、ZOOMで各事業所様が発表をなさいました。一年間の活動を10分間のプレゼンで伝えるのは、難しいことと思います。そこはさすが、皆様、プレゼンに慣れていらっしゃるので、うまくポイントをまとめています。
全てのプレゼン発表後、最優秀賞1つ、優秀賞2つ、濱島賞2つの発表です。毎月ごとに活動報告を受けアドバイスをしてきた私には、皆さまの努力が手に取るように分かり、優劣がつけがたい気持ちでいっぱいになります。
接遇は、ある日突然良くなるものではありません。コツコツを繰り返し繰り返し継続していくことが何よりも大切です。サービス業は掛け算です。どこかでゼロ評価がついたら、結果はゼロです。その病院、施設を選んでもらえなくなります。
また、活動を大切ですが、リフシア様のように、社員の頑張りを経営陣がしっかりと受け止めて認める環境もとても大切なのです。
接遇が伸びてくる環境は、研修2割×しくみ8割です。研修をしただけでは個人の力量や判断に任せているだけですので、全体のレベルが上がるわけではありません。研修を活かしながら、浸透するしくみを作り、頑張りが認められる環境が接遇力をつけます。
ガラス戸の手前に、柚子の木の鉢を置いてから、毎朝、アゲハ蝶が遊びに来てくれます。ひらひらを羽をばたつかせて、葉から葉へと飛び移る姿がとても優雅で、見とれてしまいます。
人の感情は目に映るものに左右されますので、できるだけ自然が入ってくるような環境で暮らしたいものです。理想は、山の中のポツンと一軒家です。