5月12日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さりありがとうございます。「とにかく分かりやすく接遇をお伝えし、現場を笑顔に変える接遇ナビゲーター」濱島しのぶでございます。
穏やかな陽気に誘われ、骨董や古い時代に造られた建物を観るのが大好きな私は、友人と京都、長浜巡りを致しました。
まずは、GW前の28日は京都に参りました。
近くの清水寺や知恩院は、観光客が多いのですが、こちらの通りは、静かでした。のんびりと京の街を散策致しました。
GW明けの第一週には、長浜市へ。
単なるお寺かと思っておりましたが、襖や壁に描かれている書に圧倒されました。
他にも、丸山応挙筆の襖絵や、狩野山楽筆の山水画などが描かれた部屋がいくつかあり、狩野派の画をこんな間近で観ることができ、嬉しさのあまり2回も巡回しました。湖北にこのような素晴らしいお寺があることを初めて知りました。
表参道の街並みを散策し、最後は、「叶匠寿庵」さんで、ティータイム。
叶匠寿庵さんと言えば、挨拶が県内一と評判のお店(本店)ですが、接客も非常に良いです。
スタッフは20歳代前半と思われる女性でしたが、所作(案内の仕方、示し方)も出来ていますし、ことば遣いも丁寧で、温かい言い方をなさいます。オーダーを少し待ってもらいましたが、始終笑顔で、とても感じの良い接客でございました。教育が行き届き、チェック体制もできているのでしょう。
マニュアルはあっても、しっかりとした教育がなされていないと、まず、所作に出ます。頭の下げ方、コップの置き方、おしぼりの出し方、お客様とのポジショニングなどです。次に敬語の使い方や日本語の使い方の我流です。「ボタンの方を押して下さい」とか「あちらの方になります」といった「ほう」を多用する表現です。
接客に慣れてきますと、作り笑顔や所作にもくせが出てきます。チェック体制も必要です。
コロナ禍が私に与えてくれたものは、時間とやりたかったことへの挑戦です。これまでトライしてみたかった通訳の仕事ともご縁ができ(毎日、勉強ではありますが)自然豊かな地で暮らしながら、好きなことに囲まれている環境に感謝する日々です。