3月6日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さりありがとうございます。
「とにかく分かりやすく笑顔あふれる」研修の濱島でございます。
今朝、ヒヤシンスの花が開花しました。二年越しのものです。ピンクにブルー。それぞれに美しさがありますね。
さて、昨日は箕面市にあります、大阪府社会福祉事業団さまの新任職員研修でございました。かれこれ、7~8年くらいのおつきあいになります。
研修のスタートは、背後に人が立った時のイメージを感じ取っていただく演習からです。「怖い」「何をされるか分からない」などマイナスなイメージを持ちます。介護の現場では、このように、利用者さまの背後に立つシーンが多くあります。車いすを押す時、入浴時のシャンプー介助、トイレでの排泄介助時などです。
マイナスイメージをプラスのイメージに変えるためには、声掛けが必要になります。介護現場の声かけとは、利用者さまへの安全を確認するためだけではなく、安心やプラスを与えるためのものでもあるのです。
一つずつ演習を通して、感じ取っていただき説明を致しました。最後に急遽、ゲームを入れました。お互いのそれぞれ違う情報を集めて課題を達成するというものです。ペースの速い人、遅い人、スピードについていけない人、それぞれいます。ゴールを目指すだけでなく、相手の様子を見ながらお互い声を掛け合って仕上げていくことが趣旨です。
さすがです。30分の制限時間内に、課題を達成なさいました。このゲームで得るものはアサーションにもつながります。この先、新人の方々にとって、必要となるであろう「聴く」ことと「伝える」ことの重要性を学ぶこのゲームをチョイス致しました。
ヒヤシンスのように、それぞれに美しい花を咲かせますことお祈りしております。ありがとうございます!楽しい4時間でございました。