7月5日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さりありがとうございます。「とにかく分かりやすく接遇をお伝えし、現場を笑顔に変える接遇ナビゲーター」濱島しのぶでございます。
梅雨が明けた途端に雨が続いていますね。庭木や花に朝晩お水を撒かなくても良い分、助かっています。
さて、私が住んでおりますところは人口5万人くらいの小さな田舎町ですが、ドラッグストアーが多く、ざっと思い浮かぶだけで5店舗あり、秋には2店舗増えます。そんなに作ってどうするのかと言いたくなりますわ。
先日、行きましたGドラッグストアーの店員さんは、高校生のアルバイトさんでした。誰に対してもきちんと敬語を使い、あいさつの声もよく出ている上、レジが済んだ後も、私の目を見て、「ありがとうございました。また、お越し下さいませ」と丁寧な応対でした。こちらのストアーは、他の店員さんも同様に、お客様に対して敬語を使い、応対がとても丁寧です。従って、リピーターも多く、来客数も多いお店です。
かたやYドラッグストアーは、40歳過ぎくらいの店員が多く、高校生のアルバイト生はいません。店員さんは、高齢者に対してため口で話をするのが常です。「こんなんがいいんと違うかな?」「~したらええんや」まるで、ご近所さんと話をしているような口ぶりです。レジでは、次のお客様が待っているのに、雑談をしながらダラダラと対応しています。こちらは、いつもお客様はまばらです。
売っている商品も値段も、店内の広さも、レイアウトも、駐車場の広さも、付いてくるポイントもあまり差がありません。強いて言えば、レジ袋が無料かどうかくらいです。
Gドラッグストアーは、開店して間もないのですが、社員はもちろんのこと、高校生のアルバイト生に至るまで、きちんと教育を行い、それを誰もが守っています。チェック体制もあるかも知れません。お客様が多いので、店員さんもテキパキとこなしています。人に接する機会が多い、見られている意識の回数が多いほど、良いモチベーションを作っていきます。
Yドラッグストアーで唯一対応の良かった店員さんが、このGドラッグストアーのオープンとともに転職していました。
「いい人が、良い職員が辞めていく」と施設でよく耳にしますが、同じ現状ですね。教育をする、チェック体制も整える、皆が守る、そこにスタッフのモチベーションが存在します。この当たり前のことが大きな差を生むのです。
先日は、施設を訪問し、午前中は報告会と講義、午後は施設のラウンドを致しました。ゴミ一つと落ちておらず、整理整頓も工夫なさっていました。
疲れを癒すために、翌週は、須賀谷温泉へ。予約がなかなか取れず、ペット同伴のお部屋は3か月くらい先までいっぱいです。
元気が出たところで、翌週は、余呉高原で友人とBBQ。
今週、図書館で借りた中でもお気に入りの絵本です。優しい色使いで大自然の雄大さと美しさを表しています。毎晩、眠る前に読んでいます。と言いますか、観ています。鎌倉の明月院通りに、作者の葉祥明(よう しょうめい)氏の美術館があるそうですので、ぜひ訪れてみたいと思います。