4月6日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さりありがとうございます。「とにかく分かりやすく接遇をお伝えし、現場を笑顔に変える接遇ナビゲーター」濱島しのぶでございます。
昨日は、毎年、新任職員研修に講師としてお招き下さっています法人様で、研修を実施させていただきました。
京都は、桜が満開で、電車の車窓から咲き誇る桜が見えました。私が住む地域の桜はまだ、蕾で、今日の陽気で少しずつ開花していきそうです。この週末には満開を迎え、おそらく県外の車でいっぱいになります。
学卒の方々でございますので、いつもの研修にビジネスマナーやその他、社会人として知っておきたいマナーを内容に含めました。
最近のご依頼の傾向は、スマホの普及により、ビジネス電話の対応に慣れていない新人が増えているせいか、電話応対の内容を入れてほしいという要望が多くあります。確かに「恐れ入りますが、お名前を頂戴できますか?」などとわけのわからぬ応対をなさっています。名前は頂戴できませんので、「お名前をお聞かせ願えませんか?」になります。
また、ご家族に「こちらの椅子にお座り下さい」も、よく聞きます。「おかけ下さい」が良いです。大雑把に言いますと、介護も医療も法や制限がありますので、サービスの内容は極端に差がつきません。(質は差がつきますが)ならば、どこで差がつくのかと言いますと、「接遇」の差です。一番顕著に分かるのが「ことば遣い」です。ことば遣いが丁寧で、高齢者やご家族を大切に思う職員が揃っている法人のみが、生き残っていく、愛される法人となっていくことは確かです。
今回の新任職員の皆様は、特に、非言語コミュニケーションの演習がスバ抜けてよく取れている方々でございました。バディを組んだ人との空気感も良く、このまますぐ現場に入っても違和感がないくらい、素敵な新人の皆様でした。
4時間の研修でしたが、集中力もあり、一気に研修は進みました。ありがとうございます。
置かれた環境で、人や植物も育っていきます。土、養分、陽当たり、風、水。バランスも大切です。どちらもスクスクと育っていくことを願います。
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