4月12日

いつも『しのぶろぐ』を訪問下さりありがとうございます。「とにかく分かりやすく接遇をお伝えし、現場を笑顔に変える接遇ナビゲーター」濱島しのぶでございます。

桜満開の時期がやっと湖西にも訪れました。近くの道の駅も桜並木道も県外ナンバーの車ばかり走っていきます。日本人にとって桜は、他の花木とは違う、心を動かされる何かがあるのでしょう。私は桜よりも梅の方が好きですが・・・。


今日は、琵琶湖畔に愛犬と散歩に出かけました。ここに咲く桜は、ソメイヨシノとは違い、茶色い葉が芽吹くのと同時期に桜の花が咲きます。やはり湖と桜は合いますね。夕方でしたが、陽は高く、ここはいつも誰もいないので、景色を独り占めできます。

薄茶色の葉と同時に咲く桜。
琵琶湖・桜・山。3つの媒体が美しい景色を一人占め。
桃の花。雪の重みで倒れた枝からも花が咲きます。すごい生命力です。

竹藪のそばを通りかかりましたら、ちょうどタケノコ狩りをなさっていた地元の方がいて、「これ、今しがた摂れたやつ。持って行け~」と分けて下さいました。明日、筍ご飯にします。帰り際に「ここで筍が摂れるとは、誰にも内緒やぞ」と言われましたので、ご近所さんにおすそ分けできない。

いただいた筍。米ぬかで炊きます。

さて、明日は新人職員向けのZ00M研修を致しますので、プレゼンの最終確認をしました。プレゼンを作りながら、ふと、忙しい時にも人への思いやりができるとはどのようにお伝えしようかと考えました。

「叱られたらどうしよう」とか「皆についていけるだろうか」など自分に気持ちが向いている時は、人を思いやることが難しいものです。余裕、つまり「間」がないからです。「間」を作るとは心に隙間を作ることです。いっぱいいっぱいにしないということです。忙しい時にも、忙しい自分を遠くから見る癖をつけると「間」ができてきます。

CAの頃は、フライト時間が短い路線の乗務は、サービス品が決められてあり、あわただしく、バタバタと動き、忙しい毎日でしたが、常にお客様に気持ちは向いていました。忙しく動いている時間がことの外楽しく、忙しいことを愉しんでいた自分を見ていました。一生けん命に仕事をしながらも、気持ちのどこかに「間」がありました。だから忙しくても、お客様への心配りが可能でした。

忙しさを愉しむ、う~む。明日の新人職員の方々にどこまで伝えようか悩みます。


散歩から戻り、小さなもみじを盆栽風に作ってみました。これからの新緑の季節にぴったりです。いくつかは、お世話になっているカフェに持っていきます。

だんだんと新芽が出てきました。
家の中に新緑があると落ち着きます。

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