4月20日

いつも『しのぶろぐ』を訪問下さりありがとうございます。「とにかく分かりやすく接遇をお伝えし、現場を笑顔に変える接遇ナビゲーター」濱島しのぶでございます。

今日は、神奈川県にてコンサル日でした。しばらく、Z00M研修が続いていたのですが、久しぶりの出張となりました。前日に移動をして、旧友との再会を楽しみながら過ごしました。


午前中は、各施設からの活動報告および、ことば遣いの研修、そして午後からは、管理者クラスの方々の研修でございました。

今日はことばの練習のテスト実施。

今月から、介護現場のことば遣い事例集を作る段階に入りました。正規入社の職員は、入職時に接遇の研修をしっかり受けますが、中途採用の職員は、接遇を学ぶ機会がなかなかありません。介護の現場では半数近くが、中途採用者であることを踏まえて、「しっかり読んで身に着けてね」と、ポンと手渡せるような「ことば遣い事例集」を作ることにしたのです。単なることば遣いが書いてあるだけでなく、ケアにマッチした物の言い方やケアのねらい、ことばかけの必要性も記載をします。

たとえば、食事のシーンであれば、誤嚥を防ぐために唾液の分泌を促すようなメニュー説明の具体例などを記載します。自分たちが発することばが、単なる会話で終わるのではなく、ケアとつながると表現方法も変わります。自立支援の視点である介護であれば、単なる誘導や世間話で終わらせるのではなく、そこに、意義を持たせたことばを選びたいものです。7月までに、各施設からそれぞれのシーン別のものが集まりますので、秋には「ことばがけ事例集」が完成するかと期待をしております。


午後は、管理職の2時間研修でした。今回のテーマは「部下のモチベーションが上がる時」です。口で説明をするよりも、実際にモチベーションが上がる瞬間を体験してもらい、その後、「なぜ、自分たちは楽しかったのか。モチベーションが上がったのか」を見つけていく研修にしました。単純なゲームほど、モチベーションが上がります。作戦会議の時間もとり、競争していただきました。また、研修で学んだことを、実践できるように、レジュメに「〇〇のシーンで使う」と、実際に現場で使うシーンをメモに残してもらっています。

短期記憶と長期記憶があり、短期記憶は20分で40%の内容を忘れていきます。常に現場を意識して、研修を受ける癖をつけていただくものでもあります。

ゲームをしながら、部下育成の大切なことを見つけていきます。

やはり、zoom研修よりも、伝わったことの感触がよくわかるライブ研修の方が充実感があります。


家に帰ると、昨日まで蕾だった牡丹の花や小手毬の花が咲いていました。桜の花が散った後の季節が、一番、庭の活気があふれて、いつもずっと眺めています。

12年目の牡丹。今年も咲いてくれました。
山もみじの新緑と小手毬の白は、この時期らしい彩りです。

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