5月14日
札幌は10度と寒かった。
札幌駅から車で40分、山の中の静かな施設でした。
従来型でグループケアを始めて1年あまりの施設です
1時間かけて施設の様子を見学し、スタッフの動きや利用者様
の様子をチェック。
施設を見るポイントは、利用者様の気持ちを温めるために
スタッフがどんな心配りをしているか、どんなことばを
口に出しているか等を見て歩きます。
決して、丁寧なことばを遣っているかどうかではないのです。
利用者様の気持ちを豊かにする努力をスタッフがどれだけ
しているかどうかが現場の接遇なのです。
丁寧なことばを遣うことに主眼を置くならば、それは接客です。
私たちが目指すものは、接客ではなく、接遇です。
研修後、送迎の車の中で常務の方が「薄い紙切れでも裏表があるんですね。
ましてや人間には裏表があって当然です」とお話して下さいました。
高齢者の心の裏を感じ取れるスタッフの育成が接遇力につながっていくのでしょう。
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