5月14日
10時から12時まで新任職員研修。
その後、食事サービスの様子を観る。
13時半から再び現場巡回をする。
15時から役職者の方へ視察報告。
こちらの施設は、大手企業の管理職を
退職なさった敏腕施設長が改革を見事に
成功させた施設である。
自分たちのケアを目標を明確化し、
結果を出している。利用者さまが確実に
お元気になるのを職員が肌で感じて
自信を持って仕事をしている。
当然、仕事へのモチベーションも高い。
平均要介護度4.1と聞くが、信じられない
ほどお元気なお年寄りが多い。
食後もほとんどの方がレクを楽しんでいる。
居室で寝ている人が少ない。
第一に利用者様の口腔ケアがしっかり
できている。その結果、食介の人数が
非常に少ない。
研修を受ける態度や時間厳守のルールも
大手企業の会社員なみに鍛えられている。
ルーズなところが一つもない。
かと言って、利用者さまへのケアは
ゆっくりと穏やかな時間が流れている。
メリハリができている。
ここまで人財をつくるのには、かなりの
忍耐と精神力と戦略がいったであろう。
人を動かすことの難しさを実感している
私には、大いに刺激になった。
4年前からのおつきあいで、今回は5回目に
なる。訪問するたびに良くなっている施設は
少ない。次の訪問が楽しみである。
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