3月11日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
東日本大震災から4年。
出勤前に1分間の黙祷。
会場は箕面にある。久し振りに千里中央駅に
降り立つ。昔と変わらぬ風景があった。
今日は4時間コース。毎年ご依頼をいただく。
事例の一つに、介護拒否を挙げた。
介護拒否は、介護士側の見方である。認知症の方
へのアプローチミスが原因であることが多い。
入室から利用者さまのベッドに向かうまでの
介護士の目の高さ、姿勢の低さや自分を認識
してもらうことの大切さ、触れるタイミング
などアプローチの手順を説明する。
してはいけないのが、抵抗する利用者さまの腕を
上から掴むこと。
これは「私はあなたより上です。私の言うことを
ききなさい」と言っているのと同じ行為である。
利用者さまは自分を守ろうとして、さらなる抵抗をする。
手を出すときは、下からそえる。
介護士の手は、あくまで利用者さまを支える手で
なくてはいけない。押さえる手であってはならない。
今日も声が枯れた。
関西で研修をするときは、話にオチを入れる。
その分がのどの疲れとなったようだ・・。
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