5月17日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
昨日に引き続き、札幌での研修。
朝、早く起きて近くを散歩する。
日差しはあるが、空気はひんやりと
肌冷たく感じる。今日は上級の一日
コースだ。
接遇委員会をこれから立ち上げる方や
うまく活動できず躓いている方、何から
どう指導してよいのか迷っている方など
指導する立場の方が対象である。
指導をする上で大切なことは、自分の指示や
意見に意義を持たせることである。
何事も根拠が必要である。
あいさつにせよ、なぜするのか、どんな意味が
込められているのか、なぜあいさつが返って
こないと気分がよくないのかなど、説明でき
なければ人は動かない。
私たちの時代は、あいさつは社会人として常識
と教わった。それで通用した。だが、なぜ
あいさつをしないといけないのかまでは教わらな
かった。今の時代、「常識」だからという説明
では、現実として職場内の徹底は難しい。
人が無理なく動くときは納得した時である。
接遇の五原則を細かく分解して、演習を入れながら
研修をする。
今日は、関西から受けに来て下さった方も
いらっしゃった。意識の高さに感謝である。
お昼休みにごあいさつをする。すると「わが法人
では、美容クリニックもございます」とお話
下さる。
ゆっくりお肌の手入れをする時間がとれなく
なっている。これ幸いである。人前で話をする以上
お肌の手入れは欠かせない。行くわ。
帰路の空便は満席である。前半の機内アナウンスは
チーフパーサーが、着陸態勢に入ってからは別の
CAが担当する。いつになく流暢さに欠けた。
キャリアの浅さが丸分かりである。
「キャリアが浅いと分かると、お客様は緊急時の対応
にも不安が残る。アナウンスを担当させられたら
自覚を持ちなさい」とひどく叱られた私たちの時代。
今時、そんな厳しさは流行らぬのかも知れない。
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