OFFは友人と宇治へ

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6月27日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

梅雨の時期には梅雨の楽しみがある。
宇治駅11時に友人と待ち合わせ。
まずは、世界遺産平等院を拝観する。

KIMG0458KIMG0454

柱や壁の塗り直しが終了したので、
曇り空に柱の朱色がよく映えている。
その姿は極楽浄土というよりも
「竜宮城」を思わせる優雅さである。

KIMG0464

宇治川にかかる橘橋を渡り、対岸の
宇治茶専門店「匠の館」を訪れる。
こちらは、インストラクターの方が
お茶の入れ方を教えてくれる。
お湯を湯冷まし用の器に変え、温度を
10度ずつ下げ適温でいただく。KIMG0466

1煎目。最後の一滴まで丁寧に注ぐ。
甘みと深みのある味で、これがお茶かと
感動する。今まで味わったことがない
味が口の中に広がる。2煎目、3煎目、
そして4煎目でようやくいつもの煎茶の
味になる。最後は、急須の茶葉を味ポン
でいただく。穏やかな時間の流れの中の
至福のひと時である。

駅からゆっくり歩いて40分ほどで
山あいの静かな場所に立つアジサイ寺の
異名を持つ「三室戸寺」へ到着する。

KIMG0477KIMG0467

5千坪の庭園に1万株のアジサイが見事に
咲いている。アジサイの花・花・花。
こちらは、ハート型のアジサイが見られる
ことで有名である。写真を撮って待ち受け
画面にすると恋が成就するらしい。

保護のためかどこにあるのかは教えてもら
えないので、皆、頑張って探している。
お寺のご利益にすがる恋愛なぞ、薄っぺらいわ。

見つけた!ラッキーと思って写メを撮って
いたら、「ハートですか?」と若い女たちが
一斉に集まってきて、私を押しのけ
写メを撮り始める。信じられへんわ。

KIMG0479

最後は、やはり甘味。歩き疲れた後の
デザートは格別である。
帰りに、「匠の館」で飲んだかぶせ茶を
購入した。家で、丁寧に淹れたお茶を飲む。

そこに息子がやってきて、私の携帯を見るなり
「何で、待ちうけ画面がアジサイになってるん?」
と聞く。日本には四季というものがあるのよ。

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