8月13日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
お盆休みに入ったせいか、JRの車内も
混んでいた。昨日は午前中は三ノ宮で
弊社のホームページの打ち合わせ。
午後からは奉志会の理事の方と「身だしなみの
ルール作り」のお手伝いを行う。
よく、接遇マニュアルなるものを作って
いる法人がある。接遇はこころのお仕事なので
定型なものや画一的なマニュアルは作れない。
作るとすれば、利用者さまや患者さん、ご家族
に心が伝わる温かいコミュニケーション
や対応が記載されていること、非言語コミュニケーション
(相手が感じる距離感)が明記されているものならば
生きてくる。身だしなみであれば、マニュアルではなく
「ルール」作りになる。
夜は、全体研修。身だしなみのルール作りに先駆け
身だしなみの根拠をメニューに入れた。
なぜ、マニキュアはダメなのか?
透明のマニキュアならいいですか?とよく聞かれる。
答えはいずれも「NO」である。
マニュキアは落ちるからダメなのである。
食介をすれば利用者さまのお膳の中、入浴サービス時
洗髪をすれば利用者さまの髪の毛の中に入る恐れが
ある。業務に支障ができるもの以外は、
落ちるものは基本身につけない。これが根拠である。
当然つけまつげもNGである。
つけまつげが湯船に落ちたときの利用者さまの反応を
思い出す。3年ほど前のことである。
利用者さまから「スリッパ持って来い」と言われ、よく
見ると職員のつけまつげが湯船に浮いていた。「これは
つけまつげですよ」と何度も説明をしたが無駄だった。
「こいつに噛まれると3日間は腫れるぞ」とつけまつげを
スリッパでバシバシ叩いていた。一緒に叩くしかなかったわ。
研修は83名の方が参加して下さった。ありがたい。
研修後、接遇委員会の方と初顔合わせをする。
これから一年一緒に頑張っていく方たちである。
彼ら達の想いを実現するために私が存在する。
非常に楽しみである。
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