9月6日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
名古屋から特急「ワイドビューしなの」に乗る。
途中、車窓から見える木曽路の渓谷は美しい。
仕事をする手を止めてしばし見とれる。
移動中は、認知症の方の対応事例をパワーポイント
に落とす。
経験から言えば、対応は大きく分けて3つある。
1.利用者さまにとっての真実や思いに寄り添った対応
2.客観的な事実に基づいた対応
3.利用者さまを癒したり、安心してもらう対応
たとえば、物を盗まれたと訴える認知症の方への
対応は、
1ならば、どのようなものが無くなりましたか?お困りですよね。
2ならば、先ほど見ましたら、お部屋にありましたよ。
3ならば、探しておきます。こちらにお好きなお菓子があります。
いかがですか?
利用者さまが、アルツハイマー型なのか、レビー
小体型なのか脳血管性なのか統合失調症なのかなどの
違いや度合、性格によっても違う。
認知症をタイプ別にして対応を考えるのは、
危険性がはらんでいるが、詳しくその人を観て
アセスメントをしっかりすることが大切である。
人を大切に観ることは思うことにつながる。
介護や医療現場の接遇は、相手をよく知るところ
から始まる。よって、認知症の理解や知識がなければ
誤った対応をしてしまい、相手に自分の思いは伝わらない。
ホテルの部屋から諏訪湖が見える。
明日、時間があれば諏訪大社に行こう。
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