2月23日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
リフシアさまはGHや小規模多機能など
9事業所を展開していらっしゃる。接遇のモデル
事業所として今年は2事業所にコンサルティング
に入っている。
朝一番は、各事業所のリーダーの方たちと会議
である。この一ヵ月の活動実績を伺うことからスタート
する。どう動いて、職員をどう動かし、その結果
利用者さまや事業所に何をもたらしたのかである。
リーダーによっては、対策、実施、コメント、ゴール
を記載した一覧表で説明をなさる方もいる。また、
画像で活動結果を報告なさる方もいる。感心である。
ここでリーダーの方たちが学ぶのは、各リーダーの
活動方法のメリットと会議で他人を納得させる説明力
の強化である。
そして、仕事は準備が9割なので、100%の準備を
してくるリーダーと120%の準備をしてくるリーダー
の差は大きい。
どの方法が良い悪いの評価ではなく、現場の状況によって
使い分けるだけの引き出しの数を増やすことが大切である。
また、リーダーの得手不得手や性格もある。
会議の様子や現場の状況を見ながら、リーダーの方たちに
それぞれアドバイスをする。それが、研修と異なる
コンサルティングの面白さである。
研修では、すべての人に同じことを言う。だが、コンサルティング
は、相手によって活動方法や物の言い方やことばを選ぶ。
秋には、各事業所の接遇プレゼンを予定している。
楽しみである。夕方には、利用者さまと職員の方が一緒に
お作りになったお団子をいただいた。もち米から作ったものだ。
甘みがちょうどよく、2つもいただいてしまう。
帰りの電車の中で、隣に座った子犬連れの美しいご婦人と
犬の話題で盛り上がった。マンションと一戸建ての家を4つ
持ち、熱海でお店をしていらっしゃるようである。
彼女は70歳を過ぎていても、お肌にくすみがなく、
なんといっても姿勢が良い。犬5匹の散歩を毎日しているから
であろう。「私、誰もおばーちゃんと思ってくれないから、
電車で席を譲ってもらったことないわ」とホッホッと優雅に笑った。
昨日、乗った電車で気分が悪く、私の前に座っていた学生が
「席、変わりましょうか」と言ってくれたのを思い出した。
彼女は老後に向けて120%の準備をしてきたのかも知れないと
ふと思った。
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