9月28日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
「とにかく分かりやすい研修」の濱島でございます。
埼玉県の特養のコンサルティングでした。
職員の方の手作り“デカ金魚”が出迎えて
くれました。胴体はしっかりした竹で
作ってあります。年々作品の完成度が
高くなっていきます。
ベッドメイキングもいつもきれいです。
主任さん2人と活動実績の確認のあと、
同行ラウンドを致しました。
お昼休みは、同法人のユニット型特養の
抜き打ちラウンドです。
利用者さまの作品も丁寧に飾ってあります。
利用者さまへのことばがけは丁寧語で
あることは基本です。
ことばの理解が低下した利用者さまに
「ごっくん」や「ぶくぶく、ぺっ」など
擬音語や擬態語はふさわしくありません。
食事は全介助、咀嚼や飲み込みが
弱くなった利用者さまには、食事前の
会話による覚醒ができているか、食事介助中に
顔や顎やのどに触れながら刺激を与えて
ことばをかけているか、スプーンは唇に
ゆっくり当てているか。
「食べないと体に悪いですよ」など
諭した言い方はしていないか。
丁寧なことばづかいを使うだけではなく、
利用者さまを大切に想う気持ちが、ことば
になって出ているかなども観ていきます。
最近、研修のご依頼もBPSD対応に
応じたことばづかいのご希望も
増えて参りました。
利用者さまの重度化が進む中、職員の
ケアの質が問われています。
接遇はケアと密接に結びついています。
できる限り細かくことばを観ていきたいと
思っております。
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