5月11日
引き続き。
朝、8時に宿まで迎えに来ていただき、
研修の打ち合わせ後、現場のラウンドです。
研修は、3時間コースを2日で3回。
さすが、毎年、接遇研修をなさっている施設です。
気持ちの良いあいさつ、
プロ意識を感じさせる身だしなみ、
利用者さまとのポジショニング、
温かいことばづかい、
ユニットのしつらい、
写真の飾り方、
におい、居室周り、整理整頓
どの切り口をとっても、落ち度がありません。
評判の良い施設、できている施設は、
このように、落ち度がない=何をしても一定レベルの
基準があるのです。
あれはできているけれども、これはできていないと
いうことはありません。
さすが、機械浴ゼロ、離床センサーマットゼロの
実績のある施設です。どの演習もクオリティが高く
自信を持って、活発に見事にこなして下さいます。
二日間、同じ研修のご依頼でございましたが、
内容を少しづつ変更いたしました。
2日目は特に、役職者のご参加が多いので、
接遇を浸透させるしくみについて、
詳しくお話をいたしました。
チャレンジャーの姿勢があり、
ケアへの粘りもあり、
介護士とナースの連携もとれている施設。
宿題もいっぱいお出ししました。
おそらく、こなしていくでしょう。
≪研修の内容≫
1.ケアには必ず根拠がある(車いす対応)
2.高齢者の視界、ポジショニング
3.ニーズとウオンツ
4.仕事は業務と役割を果たすこと
5.影響言語
6.五感システム
7.非言語コミュニケーション
8.思考のくせを知ってアドバイス
9.伝わる伝え方の成功メソッド
10.利用者さまを大切にするとは
11.介護現場の接遇
12.ご家族とのかかわり方
新緑が美しい環境の中、
素晴らしい施設の方々と
出会えましたこと、
全てに感謝でございます。
ありがとうございます。
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