江戸時代の接遇

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3月28日

いつも『しのぶろぐ』を訪問下さりありがとうございます。

「とにかく分かりやすく笑顔あふれる」研修の濱島しのぶでございます。


昨日3月28日は、介護労働安定センターさま主催の接遇マナー研修をさせていただきました。会場は、県の長寿社会福祉センターでした。滋賀県内の福祉の研修といえば、ほとんどがこちらの会場です。私も何度か受講致しました。ケアマネの研修もこちらで受けた懐かしい会場でございます。

さて、皆様は、時代劇はよくご覧になりますか?悪代官と悪徳商人の会話のシーンが定番ですね。「お前も悪よのぅ~、○○屋、フフフ・・・」  この○○屋は越後屋さんですね。実は、この越後屋の創業者である三井高利さんが、今でいう“おもてなし”をなさったお偉い方なのです。

当時の呉服屋さんは、大名や豪商がお客様です。庶民や町人はリサイクル品の着物を、継ぎはぎしながら着ていました。新品の着物を着ることはありませんでした。そこで、三井さんは、庶民に安く新品の着物を着てもらおうと数々の改革をなさり、成功しました。

仕立て込の掛け値なしの料金設定、見本品の表示、店頭販売、バーゲンなどなど。そしてお店に来たお客様が急な雷雨にも困らぬよう、お店に傘を置いています。

三井さんのお客様への思いが江戸の庶民に広がり、越後屋は繁盛していくのです。その越後屋は、現在、“三越伊勢丹デパート”となっています。三井さんが当時、実施した改革はそのまま今のデパートに伝承されています。

おもてなしは、江戸時代からすでに日本では行われていたのです。その改革を画像を用いながら、クイズ形式でお話させていただきました。

私を育ててくれた会場で、講師として研修ができましたこと、有り難いです。感謝でございます!

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