7月8日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さりありがとうございます。
「とにかく分かりやすく笑顔あふれる」研修の濱島しのぶでございます。
昨日は、大津市でグループホームから居宅介護支援まで幅広く事業所を展開していらっしゃいます『マザーレイク株式会社』さまの管理職研修でございました。先月の新人職員研修に引き続きまして、2度目の訪問となります。
新人職員研修では、介護における接遇とは何か、利用者さまにどのように接していくのか等基本の講義と演習でした。今回の管理職の方々は現場を動かしていく方々です。接遇の捉え方やどの順番で実施していくかから始まり、望まれる指導者像、指導者として必要な力などいろいろな視点から演習中心で感じ取っていただきました。
接遇=行儀作法と思っていらっしゃる方も多いのですが、行儀作法はあくまでも接遇の一部分です。行儀作法ができているからと言って、接遇ができていることにはなりません。
たとえば、普段私たちがしている「検温」。何も考えずに利用者さまの脇に体温計を入れる。これは単なる業務です。しかし、検温をする時に、この方は右手より左手の方が上がりやすいから左手の脇で検温するとか、この方は左よりも右からアプローチした方が理解しやすいと判断して、右からアプローチをする。そこには、相手を想う気持ちが含まれています。これが、接遇です。業務すべてに接遇は可能なのです。特別な時間を割いたり、特別な何かをすることではなく、日々の仕事の中に接遇は存在します。
この話をしました時、管理職のほとんどの方がうなずいていらっしゃいました。うなずくということは、理解している、もしくは再確認していらっしゃるということです。さすがです。
最後は、組織形成のゲームを致しました。組織が崩れていくのは、ここから始まるというゲームです。事業所を数多くお持ちですが、1ヵ月に1回、集まって情報共有をなさり、、チームワークもよく取れていらっしゃるせいか、仕上がりもとても早いものでした。
今朝起きて、「今日は10時から17時までのコースだ」と思い込んでいた私。16時過ぎたあたりで、ご担当の方が「あの~。16時までですが・・・」と申し訳なさそうにおっしゃいました。「ん?16時までってか~~!」
勢いがついて止まりません。皆様に確認の上、そのまま17時までノンストップで続けさせていただきました。マザーレイクの皆様、17時までおつきあい下さりありがとうございます!
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