2月4日

いつも『しのぶろぐ』を訪問下さりありがとうございます。「とにかく分かりやすく接遇を伝え現場を笑顔に変える接遇ナビゲーター」濱島しのぶでございます。

今日も雪がちらつく寒い一日でございました。梅のつぼみも冷たい風に寒そうです。


私が最近お手伝いをしている素敵なお店です。

古民家で使われていたモノや時代物の食器が品よく並んでいます。
絵柄も繊細な線で描かれています。手仕事の素晴らしさが分かります。
お店の中央には暖炉が。パチパチと薪が燃える音も素晴らしい。
席の前にはほのかな明かりが・・・。
古材で作られたテーブルがお店の雰囲気をかもし出しています。
カフェ入口です。さりげなく生けてある花は「チャガラシ」です。
ランチタイムが終わり、ひと休み中・・・。
まかない飯、どれもおいしかったわ。

帰ろうとした時、古材が積まれた片隅の机の下に、焼き物の大きな壺があるのを見つけました。立派な花入れです。お店のマスターに聞くと、何年か前に手に入れた壺だけれど、ひびと小さな穴が開いているので、そのまま置いてあるとのことです。

玄関の前に枝ものを入れる大きな花入れを探していたところですが、「ひびか・・・」とあきらめかけていたところ、お店に偶然来ていた金継ぎ師さんが「ひびや穴は金継ぎで修理できるよ」と声をかけて下さり、購入することにしました。修理に一ヵ月ほどかかりますが、その頃には梅の花も咲きますので、ちょうどよい頃合いです。

時代物の花入れ。磨けば美しい何ともいえない風情が漂います。

京都の老舗の旅館やお店を訪れた時に、見かける大きな花入れ。空間をとても素敵に演出し人の心を和ませてくれています。いつかこんな花入れが我が家にもあったらと思っていました。買う価値あるものとは、自分が気に入って、それを手にした時を想像してワクワクするものであるなら、買いです。我が家に来る日が待ち遠しいです。磨き倒して大切に使います。

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