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4月4日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
こちらの施設は、5月1日に90床をオープンさせる。
今日はオープン前研修である。
事前に、私のDVDを観て下さっていた。とても
前向きでパワフルである。
急きょ、DVD以外の内容に変更をする。
気がつく人と気がつかない人の関心の違いから
始まり、前半は現場で役にたつコミュニケーションの
コツ、画像を観ながらの検証、認知症の方への
共感とは何かなど、実践的な内容にする。
演習時、動作が丁寧な職員が多い。見ていて
安心する。動作が雑な人は、排泄や入浴サービス時の動作も雑である。
現場に入らなくても分かる。
中高年の方も多いが、とにかく陽気である。
表情が豊かでその笑いに周りの雰囲気が明るくなる。
よい風土がある。
このままこの風土をキープしてほしい。
笑顔とあいさつで利用者さまや家族の印象は変わる。
オープン当時は、予期せぬことが起こる。それでも
笑顔があり元気なあいさつがあると、家族はホッとする。
研修後、施設の中を見せていただいた。
驚いたのは、「こちらが浴室です」と案内され見渡すが、
浴槽がない。なして?
伺うと浴槽につかる慣習がなく、ニーズもないそうだ。
シャーワーだけの入浴ケアである。
夕方、市内を歩く。地元の方は、この暑さでも
肌を焼かぬよう長袖を着ている。半袖を着て
歩いているのは、観光客だ。
沖縄は今日も快晴。今夜は皆既月食が見られる。
天候に感謝。明日も研修である。
今夜は早めに休もう。
4月2日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
京都は今、桜の満開を迎えている。
電車の車窓から見るほんのり桃色がかった淡い
色のソメイヨシノが美しい。
京都駅には、そんな桜を見ようと花見の
観光客で混雑していた。
今日も法人の新任研修。
毎年お招き下さる。今年の新任職員は
学卒の22名。人が集まらないこのご時勢
に、22名もの優秀な人材が集まる。
こちらの法人は、研修と人材育成、採用全般に
携わる部署が単体で配置されている。現場との
兼務ではない。いわゆる主任をしながら、研修
も担当しているわけではない。
人材育成に対する思いも並大抵ではない。
「私、社会福祉法人とは思ってない。企業なみの
人材確保・人材育成をしているって思ってます」
と彼女はいきいきした表情で話す。お会いする度
強い誇りを持った凛とした女性の顔になっていかれる。
人材育成プログラムもちらりと拝見したが、確かに
企業並みである。それについてこられるだけの
職員の方の意識の高さにも感心する。
4時間コースなので、集中力が途切れぬように
演習を多く入れた。きちんきちんと丁寧に演習を
こなして下さる。予想したとおり、よい人材を確保
していらっしゃる。あっと言う間の4時間だった。
明日からは沖縄のオープン前研修である。
今から出張の準備。やっぱ半そでいるよね~。
4月1日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
今日から新年度のスタート。
4月のご依頼は、ほとんどが新任職員研修である。
介護の現場の未経験者であるがゆえ、新鮮な
気持ちで物事を見ることができる。それは、同時に
とても大事な感性である。
こちらの施設とは、お付き合いが古い。
毎年、お招き下さる。本当に感謝である。
今日は、新任職員研修。
午前中は、コミュニケーションスキル。
午後一番は、一緒に現場ラウンド。
これは、気づきを促すファーストステップである。
まず、玄関からスタート。ご家族が面会に来たときに
最初に見る風景が玄関である。においや事務所スタッフ
の様子や声のかけやすさ、適度な明るさかなど五感に
アンテナを立てて、見る訓練をする。
続いて、セミプライベート空間、居室や汚物処理室
まで見て回った。
細かい気づきもあり、なかなか良い。
慣れてくるとアンテナが鈍る。疑問を持つ意識も薄れてきて
しまう。排泄のにおいが充満していても「これが普通、
施設ってこんなもの」と思ってしまう感覚のにぶさが怖い。
お辞儀の仕方を習うより、気づきのコツや視点を
現場で学んだ方が施設にとり有益と考える。
最後は、マスクを着用していても笑っていることが相手に分かる
笑顔のレッスンをして、終了。
一つでも多くのことを学んで、現場で実践できるような
カリキュラムをこれからも組んでいこうと思う。
3月31日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
3月は、弊社の決算月である。
税理士さんにお渡しする書類の作成に
追われる。
日々の管理は、パソコンでデータ入力を
しているが、交通費の精算やら領収書、
出金伝票、請求書など提出書類はいっぱいある。
過去の新幹線の領収書を見ながら、「そうや、
この時はお世話になったわ」と回想していると
あっと言う間に時間は経つ。
処理は、まだ半分も終わっていない。
だが、雑にしたくはない。
この一年のいろいろなご縁や出来事に感謝をしながら、
一つひとつ書類を作成していく。
明日からは、新任職員研修が始まる。
プレゼンの見直しもした。
新任職員といっても、学卒ばかりの場合と、他の施設
経験者が多い場合とでは、内容が大幅に変わる。
参加者の様子を見ながら、研修のカリキュラムを変える。
一年を振り返ることが出来る3月も楽しいが、新しい
出会いの年度初めも楽しいものである。
3月26日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
こちらの施設にアドバイザーで入って
8ヵ月が経つ。朝10時からいつものように
現場をラウンドして、利用者さまと会話をする。
「ちょっと暖かくなりましたね」と利用者さまから
声をかけて下さる。人に関心があることは、
お元気な証拠である。
ナースステーションに立ち寄る。いつも笑顔で
たまに愉快なナースたちである。しばし、おなごの会話。
午後からは会議。これまでの活動内容と
実績を出してもらう。
施設で決めたことは皆が守るという良い土台が
できていたので、浸透も早かった。
委員会のメンバーの頑張りが他の職員に伝わり、
非常によい展開となった。
思えば、年間計画を立てた当初は自信がなさそうだった。
今では、やりきった感が感じられる。
何よりも彼らは、私のアドバイスや課題に「できません」
とは決して言わず、頑張ってくれた。
このメンバーならできると思ったことしか
課題に出さない。成功して自信がつけば、ますます伸びていく。
私と彼らとの信頼関係がなければ、成立しない。
この8ヵ月の積み重ねに感謝である。
これからも温かい現場を作ってくれると思う。
ホット安堵をしながら、新幹線に乗る。
3月24日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
自宅から片道125キロ。車の方が便利なので
今日はマイカーで向かう。実家に近いこともあり
土地勘もあるので、揖斐川沿いの抜け道を通る。
今回は2度目のお招きである。前回、ラウンドの感想を
お伝えしたとき、院長先生が「今度、来ていただく時には
良くなったと思ってもらえるように頑張りましょう」と
おっしゃっていたことを思い出した。
また、お呼び下さり感謝である。
明るい風土で、外来者へのあいさつもきちんとなさる。
表情の豊かな職員が多く、基本的なことはすでにできている。
前半は第一印象(メラビアンの法則)と身だしなみ、後半は
拒否なさる利用者さまへのアプローチの仕方を行う。
短い時間でもあるので、ポイントをお伝えする。
演習の様子を見ていると、一人ひとり笑いのツボが違う
ことに気づく。若い職員が笑う話と年配が笑う話の違いだ。
なるほど~と感心する。
家に帰ったら、息子がテレビを見ながらお腹を抱えて笑って
いた。今、急上昇のお笑い芸人8.6秒バズーカーの
『ラッスンゴレライ』である。
息子がこれの何に反応して笑っているのか、さっぱり分からない。
「ラッスンゴレライって何ですの?」って私が聞きたい。
親子でも笑いのツボは違うことに気づき、お風呂の中で
ず~っとこのフレーズを口ずさんでいた自分に驚く今日この頃であった。