8月22日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
今日の研修は指導者コース。
新任職員や中途採用職員にどう指導して
いくのかをポイントに演習する。
介護現場は常に人手不足なので、中途採用者が
多い。年度初めの採用者は法人の研修を受ける。
だが、実践力を必要とする中途採用者は、研修を
受けぬまま現場に配置されることが多い。
介護技術は現場で学ぶが、社会人の基本的な
マナーは、各人の常識の範囲内の判断に任せている。
利用者さまへの「尊厳」を学ぶ機会がないと、
ため口で話をしたり、きつい口調になる。
怖いのは、それを許してしまっている風土である。
ことばづかいに関しては、伝えたいことが山ほどある。
ポイントを一つ。
『余韻を考えながらことばを発すること』
利用者さまへのことば遣いは丁寧語にしましょうと
現場で指示を出すと、失敗のもととなる。
何を言ったか、何を伝えたかではなく、相手に
何が伝わったかが大事である。
いわゆる非言語コミュニケーションである。
丁寧語を遣っても、相手に冷たさが伝わってしまうようならば、
心温まる現場は創れない。ことばを丁寧にする意味は、
相手に「あなたのことを大切に思っていますよ」とお伝え
するためである。
丁寧語を遣いながら、なおかつ相手に温かい余韻が届くように
表情・目線・態度・声のトーン・抑揚・スピード・周りの
空気感を配慮して、ことばを発すること。
明日は友人と日本橋で食事会。毎年、夏になると体重が4キロ
減る。そのつもりで春先から摂取量を増やした。ところが、
今年は一向に減らない。夜の腹筋を30回から50回に増やす。
体重管理はビジネスの基本。このまま秋に突入するわけにはいかない。
明日の食事会。控えめにしておき、夜も当分、お豆腐だけで過ごすわ。