10月6日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さりありがとうございます。
「とにかく分かりやすく接遇をお伝えし、現場を笑顔に変える接遇ナビゲーター」濱島しのぶでございます。
秋めいて来ましたね。この時期は、週末になると愛犬と家族とで近くに出かけます。自然豊かなカントリーにいて、自然を愉しまないのは、もったいないの極みです。
中学生の頃に読んだ本の中に「雑草と言う名の花はない。どれもちゃんと名前がつけられてあり、それは存在を認めているということである。」と書かれてあり、なるほどなと思った記憶があります。
たまにケアマネさんが、ご本人の前で「おばあちゃん」だの「おじいちゃん」だの呼んでいることがあります。その方が高齢者の反応が良いということもあり、気持ちは分からなくもないのですが、その人に合ったケア、個人を観るシゴトに携わる人が、高齢者の総評で呼ぶことは、違和感があるのです。野に咲く雑草と呼ぶのと同じ感覚です。
この場所に来ると「命」を感じます。林の中や田んぼ道を歩く傍ら、木々の成長や倒木であったり、虫の生死、草の成長など訪れる度に、どこかに変化があります。自然の中の時間の流れを肌で感じるごとに、命は限りがあり、尊いものと自然が教えてくれています。
安らかで、温かい気持ちになりつつ、のんびりと半日を過ごし、お弁当を食べて帰ってきました。