5月16日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さりありがとうございます。「とにかく分かりやすく接遇をお伝えし、現場を笑顔に変える接遇ナビゲーター」濱島しのぶでございます。
昨今のスマホの普及と固定電話の活用が少なくなってきたこともあり、職場にかかってきた電話応対に苦手意識を持つ方も多いようです。電話応対のコツは「慣れ」ですので、致し方がないと言えます。実際、ある企業の調査では、半数以上の人が「苦手」と回答しています。
特に気になる、ワードを3つ挙げてみました。
1.「~の方は・・・」
「〇〇さん、いらっしゃいますか?」と尋ねられた時に「〇〇の方(ほう)は、今日は休んでおります」という言い方です。~の方は、主に方角などを示すときに使いますので、名前には使いません。この方をなくしても文が成立する場合は、不要ということです。たとえば、「田中の方は、休んでおります」→「田中は休んでおります」のように、「~の方」を言わなくても文章は成立しています。
2.「お名前を頂戴できますか?」
頂戴するとは、何かをいただく、もらう行為を言います。人様の名前はもらえませんので、使用はできません。「お名前をお聞かせ願えますか?」などになります。この時、依頼、お願いするケースですので、クッションことばの「恐れ入りますが・・・」を前につけましょう。
3.「~という形になります」
「~に関しては、お断りをさせていただく形になります」などと、言われましたら、「どんな形になるの?」と思わずツッコミをいれたくなります。「形になります」という部分を省いても文章が成立する場合は不要です。
上記3つの言いまわしは、電話応対時によく耳にします。頻繁に使いますと、使わない人にとっては、耳障りとなりますので、気をつけましょう。
さて、昨日は少し肌寒かったですね。私は、余呉高原スキー場で行ってきました。自宅から車で1時間10分くらいのところにあります。冬はスキー、今の時期はバギーに乗ったりドローンを飛ばしたり楽しむことができます。
GWが過ぎ、人も少ないので、穴場です。のんびりと休日を過ごせました。