5月1日
今日が最終日だ。
いろいろな時間と場所にサプライズがあり
驚きと感謝の連続の修行だ。
気づきもあった。だが、私の中で落とし込めない何かがあり、
壁にぶち当たった。
午後の最後のセッションで、アドバイザーで偶然入って
くれた方(コンサル業)の一言で晴れた。
『その思いを手放しなさい。相手に答えを教えようとしない。
相手が自ら気づき伸びてくると確信して信じなさい。
それであなたの仕事がなくなっても、あなたには仲間がいると思いなさい』
深くてよいことばだ。帰りに行きと同じ場所を通ったが、桜は散っていた。
そして、新たな「新芽」をいっぱい出していた。
私も新しい自分に挑戦しようと思った。帰りの飛行機の中で
バッグの中に一枚の紙が入っていることに気がついた。
開けてみると、セッションをしたグループの人からの
温かい一言メッセージが書かれていた。
山形まで来てよかったと感謝した。
4月29日
今日から3日間、山形の山奥で修行にこもる。
GWの初日なので、道路や空港が混雑すると
早めに家を出た。
ところが、何と道路もスムース、空港内も
人はまばら、保安検査場も空いていた。
ありがたい。
山形は桜が満開。2度楽しむことができて
ラッキー!!タクシーの運転手さんに
桜の見えるコースで宿(会場)に向かって
もらう。
この研修は、何かを教えてもらうのではなく、
自分で気づいていくものだ。
俗世間を離れ、素晴らしい景色と旅館の
幻想的な空間の中で過ごす贅沢を味わった。
仕事のための参加であるが、仕事のことは
すっかり忘れ、修学旅行気分で楽しんだ。
全国から参加者が集まってくる。主に起業家がほとんどだ。
自然と仲間ができる。不思議な空間だ。
初日は、午後スタートで、夜9時までのスケジュールだ。
その後、お部屋の内風呂(露天風呂)に浸かり、同室の人と
夜中1時まで盛り上がった。
4月21日
早めに山口に到着。
そう、お目当ては山口が誇るパワースポット
秋芳洞へ行くためだ。
10代の頃に2回訪れているが、記憶に薄い。
新山口駅から桜が終わり新緑漂う山道を車で40分。
洞窟の中にはいった途端、ひんやりと凛とした空気が
肌に触れた。
土曜日なのに、人もまばらでゆっくり観覧できた。
見所は3つ。『百枚皿』『くらげの滝登り』と
『黄金柱』
大地と水の力によってできた空間の
荘厳さを感じ取ることができる。
洞窟の真ん中あたりに、千畳敷と呼ばれる広い
空洞がある。そこで5分ほど、誰もいないので
一人で過ごした。
深呼吸をしたり、大地のエネルギーを感じたり・・。
直に触れたり。やはりパワースポットは一人で行かねば。
誰かと話していては、神経が集中できない。
歩いてただ通り抜ける人が多いが、ここは「観る」ところではなく
「エネルギーを感じる」ところなのだ。
以前訪れた高校2年生の時とは、明らかに感じ方が違う。
同じところを観ても視点が違う。
そして一番違うのは、記念に買うお土産だ。
萩焼のお湯のみを2個買った。
お茶碗くらいの大きさがあるが、手にとった
感触がよく、高価であったが即決だ。
学生の頃なら陶器は絶対買わない。















