10月17日
格安チケットで神戸空港から
鹿児島空港へ向かう。
カウンターで座ったまま「いらっしゃい
ませ」も「ありがとうございます」
も言わず応対する愛想のない
グランドスタッフにちょっと驚く。

料金がたとえ安価でも、サービス品
の質が落ちても人的サービスは
『快適な空の旅』を目指すのが、
航空会社ではなかろうか・・・。
と思うのは、乗る側の勝手な言い分
かも知れない。

そんな思いも、機内に入って翼を
見て気持ちが和んだ。
日の丸とずっと思っていたが、
よく見るとハートマークだった。
かわいい・・・。

鹿児島中央駅に着くと、友人の
齋藤さんが迎えに来てくれた。
彼とは、特養にいた頃の同僚である。
仕事もデキた。人を動かすしくみ作り
も彼は完璧にこなした。介護への
熱意もあり、あきらめない。

7年ぶりくらいの再会である。
早速、彼が主任を務める施設へ行く。
施設長の梅津さま、副施設長の内屋さまが
温かく迎えて下さった。

齋藤さんには、以前アドバイザーで入った
施設の方への認知症ケアのアドバイスを
お願いした。今日は、その施設の方お二人
を合わせた4名で、彼から『リスクマネジメント』
や現場を動かすしくみやデータの視点を学ぶ。

18時から施設内見学をする。
齋藤さんのユニットを見て、スゴイと
感じた。居室ひとつにしても、お年寄りの
動線や目線を生かした家具の配置を
している。ベッド横のT字バーの
角度やベッドの高さもお年寄りの
移乗動作をこと細かく分析した上で
動作によって変えている。

もちろん、中核症状や周辺症状の把握
もできている。排泄物の処理も完璧で
汚物処理室のにおいも全くない。
人への配慮、気配りはとても勉強に
なる。

19時から21時まで法人の研修をする。
110名の方が、勤務後にも関わらず
参加して下さった。
パワフルの一言につきる。
マイクを使っても声が後方まで
届かない。

予想通りのよい施設だった。
私と一緒に仕事をしていた頃より
彼は自分の目標に近づいていた。

その後は、当然4人で飲み会。
閉店までいた。

時折、頑張ってますメールを
くれていたが、会えて刺激を
いっぱいもらった。

本当に良い一日だった。

10月15日
行きの新幹線は、連休明けで混んでいた。
会場近くには、13時前に到着する。

お茶を飲みながら、今日の研修のプレゼンを
確認する。
14時から16時までの2時間コース。
もちろん、休憩はない。休憩する時間が
勿体無い。できるだけ多くのことを
お伝えしたい。演習を多く入れたが、皆様
機敏な動きで参加して下さった。

帰りの新幹線も台風の影響からか
早めに移動するビジネスマンで
満席。私も、予定を早め帰宅。

連休

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10月14日
この三連休は、人里離れた山奥で過ごした。
いつも人前に立って、人から見られている
仕事をしている。

自宅で仕事をする予定を変更して、
人のいないところへ愛犬と出かけた。
一日中、森の中で過ごし、本を読む。

人のいない静かなところで、頭上の木の緑や
草花のにおいや陽の感触を楽しむ。

久しぶりにゆっくり過ごした。
明日から、東京~鹿児島~大分と出張が
続く。頑張らねば。

10月11日
自宅から車で1時間半、琵琶湖の反対側に
位置する特養の研修。

今回は、ユニットリーダー、副主任対象
の一日コースである。
人を育てる立場の職員なので、自分たちで
答えを見つけていく演習を増やす。

今日の午前中の課題の一つ。
お年寄りから「何もできんようになって
しまって・・・」「こんな身体になって
しまって・・」と言われた時、何てお応え
するのか。

二つ目は、死期を悟った利用者様から
「もうすぐ、私、死ぬのよね」と言われた時
何てお応えするのか。

重いテーマであるが、現場では避けては通れぬ。
安心・安楽をお伝えすることが、私達の仕事である
ならば、どんなことばや態度を用いてそれを
お伝えできるのか、考えてもらう。

お年寄りと向き合うということは何なのか。
自分の中で答えを見つけてもらう。または
宿題とする。皆、グループで意見をシェアしながら
真剣に考えていた。

午後からは、『視点を変える』演習や
アルツハイマー型認知症の方へのことばがけ
事例を検証する。

今回は、ストレスマネジメントの演習も
少しだけ入れた。
この1ヵ月の間に、TV番組の「ナイナイアンサー」
に出演されていた『心屋仁之助』さんの著書を6冊
読んだ。彼のセミナーも聴きに行った。

即、自分と向き合うことを実行した。
おかげで嫌な出来事も記憶自体を嫌でない
ことに変えることができるようになった。
夜、友人から電話があった。自慢げに
このことを話す。
すると、友人は笑って「それって、年をとって
嫌なことを忘れただけなんじゃないの?
ぼ~としてるし・・」

そんなことないわ。ちゃんと学んだのよ!

10月9日
事務・相談員・ケアマネジャー対象と
介護士・看護師対象のそれぞれ2時間ごと
の計4時間コース。

前半は、ビジネスマナーと接遇の組み合わせ。
後半は、介護現場の接遇。

実技をしても所作が雑ではない。
私のことばを一字一句メモをしている。
学ぶことを楽しいと感じている様子が
伝わってくる。皆、真剣である。

内容は上のレベルに変更した。
勢いのあるとても良い法人である。
建物も品があり、上質な感じで
迎えてくれる。

偶然にも、昨年までスターコンサルティング
の糠谷氏がコンサルティングで
入っていたと聞く。

さすが糠谷氏。人材育成もきちんと
されている。
最後に研修で私が感じたことを皆様に
お伝えした。できている部分は
「できています、自信を持って下さい」
と。

明日からの業務につなげてくれれば
よいと願う。

ホテルに着いて、ベルキャプテンに
「毎朝、1時間ほど歩くので、どの
道がおススメですか?」と聞くと
奥から、何やらマップを持って
きてくれた。

見ると、新東名対応のドライブ用
マップだ。タイトルは『ぐるっと浜名湖』

そんだけ歩いたら、3日かかってまうわ。

10月5日
最近、ウォーキングを日課にしている
せいか、ホテルから研修会場までの
徒歩30分の距離が楽に感じる。

久しぶりの接遇基礎コースである。
テキストは初級のものであるが、
参加者の様子を見て、内容を初級から
中級に一部変更した。

皆様の答えから私も学ぶことがある。
次の研修に取り入れようと思う答えも
いっぱいある。
「先生、ありがとうございます」と言われるが
本当はありがたいのは、私の方である。

現場で一番指導が難しいのは
「ことばづかい」である。
『寄り添う介護』とか『家庭的な雰囲気』
という支援方法は、解釈の仕方を間違えると、
高齢者にため口や友達ことばで話すことを
容認させてしまうことになりかねない。

研修では、礼儀という表現を遣って説明
した。子ども扱いやため口など『ことば』
の捉え方を修正していく必要がある。

修正するには納得させる。納得させる
根拠がいる。それを役職者研修で伝えている。

今日は、接遇講師をしていらっしゃる方が
受講された。彼女は、いつも礼儀正しい。
同じ接遇マナー講師で、名刺交換を
することもなく黙って受講する人もいる。

『親しき仲にも礼儀あり』私の好きな
ことばである。

熊本へ移動

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10月4日
台風が気になり、早めに移動する。
空の便を選ぶ。

離陸して、淡路島~高松~佐田岬が
きれいに見えた。

ホテルに到着して、近くのアーケード街を
歩く。夕方、関西看護出版の井上氏と
待ち合わせ。オススメの焼き鳥屋を
予約してくれていた。

店内は、洒落た感じ。メニューは彼が
チョイスする。非常に楽だ。

「仕事」のことをメインに話す。
お店を変えて2件目。
ここでは、「心の持ちよう」について
話す。

明日は、一日研修。
今からプレゼンを確認する。

10月3日
年に4回、新任職員とリーダー研修を
させていただく。
もう3年ほどのおつきあいになる。

施設は垢抜けてきれい。
施設特有の嫌なにおいもない。
職員はしっかりあいさつができる。
風土も明るい。

ご家族からの評判も良い。
研修も積極的にしている。
勢いのある施設である。

内容は、毎年少しずつ変えている。
最初の年よりもワークの時間を
長くする。

『考える』ことを重視している。
今日は「夜勤時、コールが続けて
一人の方から5回ありました。
さて、あなたは、居室に行った時に
何て話しかけるのか」がテーマ。

例年よりも意見が多く出た。
介護士の業務を通して、何をお伝え
する仕事をしているのか、皆
それぞれに、前向きに考えている。
次回は、役職者対象の一日研修がある。

とても楽しみである。
明日は熊本に飛ぶ。
今から準備。

長崎

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10月1日
昨夜は、遅くにホテルに戻り、メールの
チェックをしていたので、就寝が2時に
なった。

朝、7時に起きてホテル周辺を
1時間半ほどウォーキングする。
『眼鏡橋』に到着。
本当に、水面に映った橋がメガネの
ように見える。

眼鏡橋のたもとに『匠寛堂』さんがある。
兄が、長崎に出張に来た時にこちらの
カステラを買い、美味しいと言っていた
のを思い出し、さっそく購入した。

「直感」「感性」「運動」を本年度
後半期のテーマにしている。
いつもと違う風景に触れることで
感性も磨かれていく。
出張といえば、ホテルでのんびりと
部屋にこもっていた自分を変える。

長崎での3日間、いろんな人に
お世話になり、刺激をもらった。
ありがたい。
今から、飛行機に乗って帰る。

9月30日
長崎県社会福祉協議会さま主催の
午前中から夕方までの一日コース。
テーマは『クレーム対応から学ぶ接遇』
約60名ほどの方にご参加いただいた。

クレーム対応も接遇も基本は同じ。
ことばを交わすということは、情報の
やりとり以外に情緒のやりとりも
している。それを体験してもらうこと
から始める。

参加者の平均キャリアが5年以上
なので、介護技術の一つひとつには
根拠があることも説明する。

皆さま、体感したことを熱心に
メモをとっていらっしゃった。

15時半までの研修後、車で1時間半
ほど走り西海市社会福祉協議会さま主催の
研修。

19時から21時までの2時間集中コース。
テーマは『接遇とクレーム対応』
約170名ほどご参加いただく。

業務終了後の研修にも関わらず
皆さまは、元気である。表情も明るい。
終了後、再び車で長崎に戻る。
ホテルには、22時半ごろ到着。

今夜は夜のウォーキングは止めて
ストレッチに切り替える。

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