10月11日
自宅から車で1時間半、琵琶湖の反対側に
位置する特養の研修。
今回は、ユニットリーダー、副主任対象
の一日コースである。
人を育てる立場の職員なので、自分たちで
答えを見つけていく演習を増やす。
今日の午前中の課題の一つ。
お年寄りから「何もできんようになって
しまって・・・」「こんな身体になって
しまって・・」と言われた時、何てお応え
するのか。
二つ目は、死期を悟った利用者様から
「もうすぐ、私、死ぬのよね」と言われた時
何てお応えするのか。
重いテーマであるが、現場では避けては通れぬ。
安心・安楽をお伝えすることが、私達の仕事である
ならば、どんなことばや態度を用いてそれを
お伝えできるのか、考えてもらう。
お年寄りと向き合うということは何なのか。
自分の中で答えを見つけてもらう。または
宿題とする。皆、グループで意見をシェアしながら
真剣に考えていた。
午後からは、『視点を変える』演習や
アルツハイマー型認知症の方へのことばがけ
事例を検証する。
今回は、ストレスマネジメントの演習も
少しだけ入れた。
この1ヵ月の間に、TV番組の「ナイナイアンサー」
に出演されていた『心屋仁之助』さんの著書を6冊
読んだ。彼のセミナーも聴きに行った。
即、自分と向き合うことを実行した。
おかげで嫌な出来事も記憶自体を嫌でない
ことに変えることができるようになった。
夜、友人から電話があった。自慢げに
このことを話す。
すると、友人は笑って「それって、年をとって
嫌なことを忘れただけなんじゃないの?
ぼ~としてるし・・」
そんなことないわ。ちゃんと学んだのよ!