7月19日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
今日は、生活介護研究所がアドバイザーで
入っている施設のケア発表会が滋賀県の
特養けやきの杜で行われた。
上尾ほほえみの杜・花みづき寮・こぐれの里
高秀苑・玉樹・けやきの杜・ビハーラ十条。
関東・大阪・京都の特養7施設の20分ずつ
の価値ある発表である。
私は、受付と簡単な総評を担当した。
自分たちの失敗談や反省を含めたユニークな
発表もあり、それぞれ特徴のあるプレゼン
になっていた。
一番心が惹かれた発表は、やはり「看取り」
である。死に向かっていく利用者さまに
私たちができることと家族の意向がかみ合
わないケースへの悩みと苦悩。
認知症になった時、自宅で最期を迎えるのは
難しいのかも知れない。ただ、どの場所で
最期を迎えようが、自分を大事にしてくれる
人たちに囲まれて神に召されるのも幸せの
一つであろう。
死に行くお年よりを観る介護の仕事は、
いろんなことを教わる。現場を離れて
アドバイザーの仕事をしているが、ふと
現場に戻りたくなった。
貴重な一日であった。感謝である。