5月23日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
施設のある焼津駅に社長の永地さまが迎えに
来て下さった。まずは、「デイサービスごんべえ」を
ラウンドする。デイルームを3つの目的別個室に分け
それぞれの環境の中で、ご自分の好きなことをして
過ごしていただく工夫がなされている。
「一日一笑」がモットーのこちらの施設の職員の方の
笑顔も多く、元気のよいあいさつが返ってくる。
あらかじめ、ラウンドすることは職員の方には
お伝えしていない。普段の様子であろう。
次は、「グループホームごんべえ」ヘ向かう。
驚いたのは、中に駄菓子屋さんを併設していること
である。前が小学校なので、小学生が駄菓子を買いに来る。
グループホームのお年寄りが、駄菓子屋のおばあちゃんに
変身する。これは、素晴らしい。
こちらは穏やかな時間と空間が流れている。
午後7時から研修がスタートする。接遇五原則のうち
あいさつと身だしなみはできているので、次の「態度」を
中心に演習を行う。皆様のパワフルさに圧倒される。
マイクを使っても、声が後方まで届かないほど、演習に
熱心である。
伝える力を伝わる力に変えることが認知症ケアには
必要である。演習をいくつかすることで、気づきが
できれば身に着く。
研修最後に、ラウンドの感想をお伝えする。頑張って
いることは、すべて利用者さまの様子に表れる。
ほめることが多い。
「半年後にまた、来ていただけませんか?」と
ご依頼をいただく。半年後の職員の方のさらなる成長を
楽しみに施設を後にする。