4月26日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
藤沢市と茅ヶ崎市に介護小規模多機能や
グループホーム、デイサービスを展開している
リフシアさまのコンサルティングである。
まずは、リフシア神明からスタート。
接遇委員会のメンバーの方たちと会議をする。
年間計画を基に、あいさつ・笑顔・身だしなみ
5Sの徹底まで終了。サンキューカードも
始まり、軌道に乗っている。
このサンキューカードは、他職種の職員に書くと
効果がある。普段感謝の気持ちを思っていても
なかなか伝えるタイミングが難しい。
現場をラウンドすると、穏やかな中庭の陽だまりの中で
利用者さまが楽しそうに歌を歌っている。こまめに
水分補給もしている。職員が足りない中でも
利用者さまの笑顔がある。頑張っている証拠だ。
午後からは、リフシア香川へ移動。
こちらは、サンキューカードはご家族からも
いただいている。日頃、お世話になっているお礼
のことばが紙いっぱいに書かれてあった。
こちらの施設を訪問された方が、「あいさつも
笑顔もことば遣いもとても良い」と褒めて下さったと
報告を受ける。私も嬉しくなる。成功の3つの鍵の一つ。
接遇(活動)を楽しめるかどうかである。
楽しめなければやらされ感が出る。モチベーションは続かない。
委員会の方々に質問をする。
「最近、体験した、感動した現場のイイ話を聞かせて
下さい」と。
すると、思った通りいっぱい出てくる。深イイ話満載だ。
それを職員にもっともっと伝えることで、自分が働く
施設はこんな良いところなんだと、ここに勤めている
自分が誇らしく思えるのだ。そして心が満たされていく。
翌月は、そのしくみ作りを提案する。
会議の提出資料もグラフ化されており、非常に分かりやすい。
リフシアさまは、9施設を展開していらっしゃるので、
それぞれに資料データが違う。お互いの資料が可視化でき
参考になるように、デジタル化して、サーバーの共有フォルダー
に入れることで資料の共有化を図る。
成功の二つ目の鍵は、他の委員会に振り分けることである。
たとえば、整理整頓。接遇委員会のみならず、ヒヤリハット
委員や環境委員にも共通することが多い。どこかを巻き込む
ことで、「他人事」の活動意識をなくすことができる。
他の委員会からすれば、自分たちにとっても助かる活動で
あるので、協力をしてくれる。「自分ごと」なら人は動く。
3つ目の成功の鍵は、また、機会のある時に。
家に戻るとリフシアさまから小冊子が届いていた。
接遇の取り組みや接遇研修の様子が書かれていた。
皆の頑張りが分かる。接遇は組織作りの要だ。
しくみ作りをどんどん提案していこう。