7月17日、18日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
この三連休、皆さまはどのようにお過ごし
でしたか?
関西看護出版さま主催の「病院スタッフの
接遇力を高める研修」を東京会場と名古屋会場で
行いました。暑い中、70名を超える方々が
参加して下さいました。ありがたいことです。
主に、コミュニケーションの質を高めるワークを
7つ~10ほどこなしていただきました。
どれもバディを組んだ方と考えてもらった後、
答え(アドバイス)を致します。
それは、自分の考えと答えの誤差が学びとなること
を実感していただくためです。
一度は考えないと、この誤差に気づく機会が
少なくなります。ほんの10秒、20秒の短い意見交換
の繰り返しでありましたが、皆さま、その都度、バディ
の方と目線を合わせながら、積極的にワークを
こなして下さいました。
両会場とも研修が終わってから、質問に来て下さる方も
数名いらっしゃいました。
主に、ご説明しましたのは、コーチングとカウンセリング
の手法でした。
何度注意してもルールを守らないスタッフへの指導は、
「守って下さい」より、どうして、その状態でいるのか、
ルールを守ることは、そのスタッフにとって何の壁が
あるのか、その人の信念を脅かす思いは何なのかを見つける
ことが大切です。そして、ルールを守ることが安心な場所
でもあることをカウンセリングという手法で、伝えていく
と、ルールを守らない状態でいる必要がなくなります。
何事も答えは、そのスタッフが持っています。その人の
信念(思い、価値観)に触れることが、その人も周りの
スタッフも安心と思える環境ができる第一歩と思います。
明日も研修があります。今から内容をチェックして、新しい
プレゼンもいくつか入れていきます。現場で即、使えるもの
を多くご提案したいと思います。