続きまして・・。
翌朝は、朝のミーティングから参加を致しました。
ユニットリーダーの皆様にはお一人ずつ
筆記試験をしていただきました。
介護現場のマナーや振る舞いについての
知識の確認です。
全部で20問あります。
たとえば、食事ケア(介助)をしている時に
面会に来た他のご家族から声をかけられました。
次の5つのうち、適切な応対はどれか?など
普段、現場でよくみられる光景や状況に、どう
対応すればよいのか、考えていただきました。
さすが、ユニットリーダーです。よくできて
います。その場で答え合わせを解説をいたします。
次のステップは、リーダーの方々と同じ対応が
他の職員の方もできるよう、指導をしていくことです。
指導をするのは、私ではありません。
他の方には、同じ問題を夜勤の時にしていただく
ようお願いをしました。そして、解説はリーダー
の方にしていただきます。
毎回、これを続けていきます。
こうして、望ましい対応をリーダーが指導をし、
現場に浸透させていくしくみをすこしずつ
作っていきます。
試験中、集中力が途切れた時は、このように
「こらっ」と言いながら喝をいれています。
合間に、事務所スタッフの方へお茶の出し方の
レクチャーをいたしました。
ドアの開閉のマナーからスタートです。
ドアを開ける所作、お茶をセットする所作、お出しする所作、
湯呑を置く位置、お茶たくの向き、退室する際の体の向きなど
一連の動作のレクチャーです。
相手を大切にする思いは、所作から伝わります。
一つひとつの動作が、流れるように美しいと
ご家族は、「こんなスタッフのいるところに親を
入れたいな」と思っていただけます。
動作の一つひとつを写真に撮って報告書に添付いたします。
夕方は、理事長さまにご報告です。現場ラウンドや実施した
内容とその目的などをお話させていただきました。
より良い施設となるよう、人を育てるお手伝いをこれからも
全力でしていきたいと思います。
しかし、こちらの施設の錦鯉はいつ見てもすごいわ。
新潟の豪農の館で見たコイ以上に、大きいわ。
ご自宅にはもっとすごいのが、いる・・・・。
しかも、コイの名前がすべてお分かりになるという。
驚くことばかりです。