3月9日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
「とにかく分かりやすい研修」の濱島でございます。
夕方に北海道から帰って参りました。
3日間、お昼も夜もお寿司をいただきました。
今夜は、温かいモノをと、お鍋に致しました。
さて、研修中によくお話をさせていただく
ことです。
研修で学んだ知識が、そのまま現場で使えない、
あるいは、少し、形を変えないといけないことが
多々あります。
理由は簡単です。人相手の仕事だからです。
AさんへのケアとBさんへのケアが違うように
それぞれ、対応は一つではありません。
現場では、知識をそのまま使うことが難しいケースの
方が多いと思います。知識が現場に生きる形で
「意識」に落とし込む力(私は感性だと思って
います)が必要なのです。
サービスをする人は、サービスを受ける人の
気持ちが分からないと心のこもったサービスは
できません。
車いすに座って、そこから見える風景やスタッフに
車いすを押される時の不安感を一度味わってみる
ことをお勧めします。
車いすを押すときの注意事項を完璧に言える
ことよりも、押される側の気持ちを意識する
ことの方が何倍も大切なのです。
利用者さまの感情を意識する習慣は、感性を磨くことに
つながっていきます。
まず、意識することから始めましょう。