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2月28日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
「とにかく分かりやすい研修」の濱島でございます。

 

京都駅構内での私の楽しみは
京都に来た人を癒す生け花の数々です。

思わず足をとめます。
花は人に語りかけてくるものと最近
つくづく思います。
出張に向かう日は
「いってらっしゃい」
帰ってきたら
「おかえりなさい」

 

構内に生けられたお花から
元気をもらい、パワーを感じる
今日この頃です。
美しいものに無性に惹かれるのは
年齢を重ねたということでしょうか。

毎回生け変わるお花に感謝です。

2月27日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
「とにかく分かりやすい研修」の濱島でございます。

 

今回も月に一度開催する接遇委員会のメンバーの
方たちの発表から始まりました。
お題は『ほんわかする話』でございます。

 

各施設でこの1ヵ月にキャッチした温かい話を
プレゼンしていただきました。
利用者さまとのふれあいの中で感じたことを
語っていただくのですが、
ストーリー性があるものや、事実だけでなく、
介護士としてあるいは人として
心に触れた想いを発表して下さっていました。

 

優しさあふれる現場を創っていることが
よく分かる発表でございました。

 

今日は、現場のことばづかいについて
一言。

 

利用者さまと敬語でお話をすることが
大前提です。施設は暮らしの場ですから、
ホテルマンやCAのように常に「~でございます」
「~でいらしゃいます」など
丁寧すぎることば遣いは求められていません。

 

礼儀正しさが伝わるフレンドリーな言い方も
信頼関係を築く上で可能ですとお伝えしております。

 

ところが、このフレンドリーなことば遣いの解釈が
うまく伝わっていないように思えます。

 

たとえば・・。
敬語  ⇒ 「ごはんですよ」
ため口 ⇒ 「ごはん来たよ」「ごはんだよ」
フレンドリー ⇒ 「ご飯が来ちゃいましたね」

フレンドリーな言い方とは「です」「ます」が
つくのです。「です、ます」がついて、ちょっと
くだけた言い方をフレンドリーと言います。
「です、ます」がなければため口になります。
ですから、「ごはんだよ」はため口であり、利用者さまに
対することば遣いとしては不適切です。

 

ため口とフレンドリーの違いはここです。
ことば遣いの良し悪しは、いずれの施設でも
課題となっています。

 

もし、ため口を遣った方が、利用者さまとの
距離が短く感じると思うのならば、こう考えましょう。

 

敬語やフレンドリーなことばを遣っても
ため口を使った時のような空気感や雰囲気を
与えることができる職員を家族は、“プロ”と呼び
信頼するのです。

サービスの質はことば遣いに表れます。

 

帰りの新幹線の中で報告書を仕上げます。
仕事の振り返りの時間でもあります。

たくさんの発表に感謝です。

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