佐賀へ移動

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3月14日
朝、家を出て佐賀には15時半くらいに
到着する。
介護労働安定センターの平田さんが
駅で待ってくれていた。

ちょうど、『佐賀城下ひなまつり』が
開催中なので、案内してくれる。
名家鍋島家から皇族に嫁いだ伊都子妃所有
のおひなさまや旧福田家、牛島家のひな人形
を見て廻った。

きめ細やかな細工にため息が出る。
閉館間際の駆け込みだったので、拝観料は
無料でしかも桜餅も「最後ですからどうぞ
試食して下さい」と出来立てを
くれた。柔らかく口の中で餅皮がとろける。

明日は一日。頑張るわ。

3月12日
この春に採用になった職員の方の
研修である。
研修5日目とあってか、演習も
和やかな雰囲気で行われた。

介護の業界は新採用といっても
学生ではなく、他の施設や業界から
入ってくる人がほとんどである。
価値観をすり合わせていく内容
を入れる。

先週から毎日大阪に出た。
日帰りは疲れがたまる。出張の方が体が楽だ。
明日からは佐賀に出張。

友人からメールが来た。
「腰、大丈夫?旅行大丈夫?」
そうでした。3月は休みがない私の出張に
合わせて温泉に行く計画をしていた。
宿も予約してくれた。私はいつも「任せる」
しか言わない。

先日も「どっちの温泉旅館がいい?」と聞かれ
「任せる」と返信メールを送った。
そんな私に文句ひとつ言わず、彼女は「駅まで車で
迎えに行くね」と、気配りをしてくれる。

何という気の長い友人かと感謝する。二十代の頃からの
つきあいだから、甘えも出てしまう。親しき仲にも礼儀
ありよ。気をつけよう。
ほんで、その旅行はいつなんやと手帳を確認したら、
明後日だった。何の支度もしてないわ。

岩田君から先日もメールが来た。「あねご、腰は
大丈夫ですか?」と。「痛い・・」とだけ返信した。
仕事に追われて自分を見失いそうだった。

周りの人の親切がこころにしみた。

3月10日
雪が積もった。早めの電車に乗る。
大阪駅構内の喫茶店で研修内容を
確認する。

介護主任の方たちが参加するので、
具体的な事例検討に絞る。
今日は、認知症の方へのアプローチ
の声掛けや『こんなケースの時、ご家族に
何て説明をするのか』を検討しながら、
介護を通して何を支える仕事なのかまで
引っ張る。

フェースシートは読んでいても、周辺症状
を理解した上で声掛けをする職員は少ない。
せめて自分が担当する利用者さまのケアプランは
覚えなくてはいけない。

帰りは22時を過ぎる。路面が凍結していた。
愛車の四駆は車検中で代車は二駆。
後輪が滑る。慎重に運転をして帰る。

3月8日
今日は、参加人数が少なくキャリアが
比較的浅い職員の方の参加である。
様子を見て、ストレスマネジメント
の内容を入れる。

後半は、チームワーク形成のゲーム
を入れながら、報告の仕方を考える
内容にした。なかなか感性のよい職員
もいる。

クスリのおかげで、腰の痛みが緩和
された。めったにクスリを飲まないので
よく効いているのだろう。助かる。

研修終了後、友人とお茶を飲む。
出張で大阪に来ているらしい。
別の業界で仕事をしているので、話は
面白い。が、笑うと腰が痛む。

クスリの効果がキレる前に帰らねば。
今夜は早めに切り上げる。
人はキャリアや資格といった『スペック』よりも
大事な友人をどれほど持っているかで人としての
豊かさが決まるのだろうなと思った。

3月7日
家を出る際、下駄箱から靴を取ろう
として腰をひねった瞬間、背中に激痛が
走った。ギックリ腰だ。歩けない。

何としても仕事に行かねば・・・。
幸い、座位はとれる。ということは
車の運転も電車も乗れる。
座位から立位に移行する時に激痛が
走り、しばらく歩けない。

仕方ないわ。電車の中は立ったまま大阪まで行く。
施設に着くと、職員の方のご配慮で
楽になった。非常にありがたい。

今日の研修は、アルツハイマー型認知症の
方へのことばかけを主に行う。
自分がどこにいるのか分からない見当識障害や
食べたことを忘れる記憶障害、ボタンの留め方が
わからない失行などの中核症状とそこから来る
周辺症状の理解。

この理解がないと、スタッフの対応が利用者さまの
症状を助長させることになる。
事例検討をする。

日頃、自分たちが遣っていることばを見直して
もらう。吸収力がよく、利用者目線の答えが出る。
以前にも増して前向きである。

家に帰る途中で薬の効果がきれた。
痛いわ。駅の階段は、大学生の子にお世話に
なった。迷惑かけたわ。

明日も仕事。治すわ。

3月4日
夕方から夜にかけて研修を行う。
今日はゲームを入れる。
ゲームを通してのディスカッションは
短い時間で、意見がたくさん出た。
吸収力がある証拠である。

帰りは22時を過ぎる。
家に帰り岩田くんと電話で『かわらばん』
の編集の打ち合わせをする。
私のことをなぜか「姉御」と呼ぶ。「これこれ
しておきました」といつもマメに事後報告をしてくれる。
非常に助かる。

その後、酔っぱらった坂本先生から
電話がある。ろれつが回らぬほど
酔っているのに、内容は理路整然と
している。スゴイわ。

愉快な人たちに囲まれて、何のしがらみも
束縛もなく自由に仕事ができることに
感謝して今日を終わる。

3月3日
今日から10日までの間、こちらの
施設の研修をする。一年ほど前にも
お招き下さった。

少人数形式で5回の実施。
お早めに家を出て大阪駅構内の
喫茶店でプレゼンを仕上げる。

今回は、ご家族対応のバージョンアップで
ケース検討を行う。1時間半があっと言う間
に終わる。
明日は、ゲームを入れたいので、
プレゼンを変更する。

MOA美術館へ

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2月27日
朝、起きてカーテンを開けると外は雨。
美術館へ行こうかどうか迷う。
迷った時は行動する。なぜなら、何時間後
何日後、何週間後に同じことをまた悩む。
時間の無駄だ。

熱海で降りて『MOA美術館』へ行く。
お目当ては、尾形光琳作「紅白梅図」
以前から観たいと思っていた。
描写は、雅で貴族的である。

美しい。見惚れてしまう。
その後、熱海から東京へ移動。
打ち合わせを済ませ、帰りは
『こだま』に乗り車中で仕事を仕上げる。

2月26日
自宅を10時過ぎに出発。
新幹線の中で今日のプレゼンを作る。
途中、睡魔に襲われ30分ほど眠る。

三島駅に予定より1時間早く着き、
構内の喫茶店でプレゼンを仕上げる。
三島駅から伊豆箱根鉄道で終点修善寺へ。
そこから車で1時間でようやく施設に
到着した。

17時~18時は電話応対講義
10分ほど、施設を見学する。研修に
生かすための視察である。
18時10分~20時まで接遇研修をする。

今日のテーマは『ご家族対応』である。
100名ほどのご参加。
家族からの差し入れの断り方や介護事故報告の
手順、守秘義務、物の言い方などを演習をいれて
説明をする。

明るくパワフルな環境があり、職員のクオリティの
高さもある良い施設である。研修後、質問タイム。

できる施設の職員の質問はこうだ。
漠然とした質問の仕方はしない。具体的な
利用者さまを設定してピンポイントで質問してくる。

「周りの利用者さまにあたりがキツイ認知症の方の場合、
ご家族にどう説明するのか」「物品のやりとりをなさる
利用者さまのご家族から苦情がくるので、どう対応した
らよいのか」非常に質の高いよい質問である。

介護士は排泄、食事、入浴ケアを通してお年寄りの
心を支えるのが仕事である。と同時にご家族の気持ちも
支えることもある面必要とされる。その視点でお答えした。

とても前向きな職員が多い、良い施設である。
帰りは修善寺駅まで送ってもらい、再び伊豆箱根鉄道
で三島に戻る。ホテルには22時半ごろに到着。

長い一日だったな。温泉に浸かり今日の反省をする。
明日も移動。元気があれば『MOA美術館』へ行こう。

2月25日
研修2日目。昨日とは教室が異なるので、
グループ編成も変わる。
交流演習から始めた。

一般職員対象であるが、演習の
様子を見て上級コースも入れる。
「これ、上級コースの課題ね」と
伝えると、「え~っ、難しい~」と
言いながらも、クリアーして下さる。

2日間あるので、内容も濃くできた。
よしよしと思っていると、スタッフの方が
「頼まれていたこの軍手は、いつ使うん
ですか?」と。

ギャ~。すっかり忘れていた。軍手を
使った演習を入れる予定だった。
70人分の軍手。会場の後ろに段ボールが
あるなとは思っていた。何に使うんだろう
とも思っていた。
申しわけないわ。

研修終了後、支部長の糸賀さまが『出雲大社』に
連れて行って下さった。私が去年「遷宮後に
行きたい」と話したのを覚えていて下さった。

出雲大社の何が好きかというと、お社の屋根
が古代の神を思わせるところである。
出雲大社は独自の参拝のしきたりがある。
「二拝四拍手一拝」お作法どおりに願う。

帰りに縁結びのお守りを買う。仕事は
人とのご縁が運んでくる。
これからもご縁を大切に仕事に励もう
と思った。

参拝者を見ていると、お賽銭を投げている
人が多い。それは、神様に投げつけるような
もので、失礼よ。
家に帰って、友人に電話で話した。

すると、「どうせ、お賽銭はご縁があるように
15円とか55円入れただろ~」
失礼ね。105円入れたわ。
「あのなあ、そんな少額のお金を丁寧にもらうより
たとえ投げ入れたとしても千円札の人
の方が神様は嬉しいんや」

何を罰当たりなことを言うてる・・。
そんなことないわ。気持ちの問題よ。

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