4月13日
都内は桜も散り、新緑を迎えていた。
天気も良く、朝早く起きてホテルの周辺
をウォーキング。

今回は中級コースである。
指導する立場の方が受講される。
現場のキャリアを積めば積むほど
『慣れ』が生じ、間隔麻痺を起こし
がちになる。

研修を通して、「人を大切に思うって
こういうことだったよね。忘れてた
よね」と思ってもらえれば幸いである。

後半は『目配り・気配り・心配り』を
テーマに視点を変える演習を入れる。
終了後に、質問があった。講義時の目線
についてだ。「先生は全体を万遍なく
見渡していますが、コツがあるんですか?」と。

あるわ。講師は受講して下さる方に
常に平等でなければならない。目線も然り。
私は目線をアルファベットの『Z』に動かす。
前後だけに目線を動かすと、左右の人が
視線からもれる。Zならば、全体に目が届く。

帰りにDVDを買う。「認知症ケアBPSD」
認知症の行動分析も必要だ。それと、他の
講師の方のプレゼンの仕方も勉強になる。
話の展開やリズムとか、つかみも参考になる。

あとは、仕事の合間にこのDVDを観る時間を
作ることだ。明日から佐賀に2泊3日の出張。
プレゼンの見直しをする。

岐阜へ

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4月8日
25年度の決算資料も仕上げ、かわらばんの
編集も終えた。3日間ずっとパソコンの前にいた。

朝起きて、「よし、岐阜に行こう」と
2時間のドライブに出かける。
道すがら、満開の桜が疲れを癒してくれる。
13時半過ぎに友人のお店に到着。

彼女は14時から18時までがお昼休憩。
「たまには、外でランチでもどう?」と誘った。
14時前になって「お客さんが入ってこなくなったね」
と彼女が言う。あたり前だ。私が来た時に、お店の
看板を『準備中』に裏返したわ。

ランチはお肉にする。近所の人から山菜をもらい
最近、毎日山菜料理だった。体力つかんわ。
その後、ショッピング。

彼女は太っていないのに、体型をカバーできる
ゆったりした服を試着した。
そこで、私は言い切る。「あのさぁ、体は
甘やかすとどんどんだらしなくなるのよね。
その服、オバさんくさくなるよ。」
そしたら、彼女は「そう言うわりに、さっき
『お墓どうする?』って聞いてたよね。どっちが
オバさんくさいのよ・・・」

「何を言っているのよ。お墓は大事な問題よ。
ほなら、散骨にしたらいいんでしょ。」
若い店員さんが苦笑いをしている。

帰りの車の中で二人で話す。
「あの店員さん、勘弁してくださいよ~って顔して
たよね。」「ハマが、オバさん、オバさんて言うからよ」

イタイ女に思われたよね、きっと。
帰りは、風が出て岐阜の桜は散り始めた。
どうせ散るなら、こんな風に潔く散りたいわ。

4月3日
こちらの施設とのおつきあいは長い。
今年の新任職員の方は介護経験者が
多い。研修内容を一部変更する。

キャリアや年齢の差があるので、
ディスカッションの時間を増やす。
接遇は心のお仕事。介護のキャリアは
問題ではない。テーマに対して自分が
思ったことはどんどん発言してもらう。

2つのグループに分かれてワークを
してもらう。どちらもチームワークが良い。
介護士はチームで仕事をする。チームの
形成力も大事な資質となる。

家には20時ごろ到着。
最近、ジムに行けてない。愛犬の夜の散歩の
距離を増やすしかないか・・。

4月2日
毎年、桜の開花の時期に招いて下さる。
研修会場の隣の公園にある桜を眺めるのが
楽しみとなっていた。
今年の開花はどうかなと心配していたが、
ちょうど満開を迎え、しばし見とれる。

今日は、新卒者対象の4時間コース。
職場のルールと五原則を中心に話と実技
を入れる。今年の新任職員は堅実型タイプだ。
活発さはないが、短い時間のディスカッション
でも良い答えを出してくる。
採用の年により職員の雰囲気がある。

そういえばCAの世界もそうだった。
○○○期は美人揃いとか○○○期は英語が堪能とか、
○○○期は体力あるとか。私の期は『天然』が多いと
言われてた。意味わからん。

同期っていいよな~と思いつつ、チームワークの
ゲームを入れる。

明日は、県内で朝から一日研修。今から予習をする。

3月25日
10時から接遇委員の皆さんと打ち合わせ。
きちんと宿題をこなしている。
その後、同法人の天城デイサービスへ。

「人・モノ」すべてに心を配る。この視点で
アドバイスをする。
たとえば、広いデイサービスの端に置かれた
ベッドでお休みになっている方には
どんな心配りができるか。
1.安眠していただくための音の遮断の工夫。
2.羞恥心への配慮として寝顔を人に見られない工夫。
3.安全性のため利用者さまの体調の急変が
職員に分かる工夫。

以上の3点を踏まえたベッド周辺のしつらいが
望ましい。宿題とする。
こちらの職員は、ことばづかいも丁寧でサービス
業の意識ができている。新しい施設がどんどん増える
激戦区なので、もう一歩上を目指してもらう。

サービスなので、利用者さまはお客様となる。
しかし、介護の本質は忘れてはならない。
お年寄りをお客様扱いすることと生活意欲を
持ってもらうことを混乱してはいけない。

自立度が高い利用者様が多い割りに職員の
仕事量が多い。お客様扱いは、聞こえは良いが、
『ここに座っているだけで何もしなくていいですよ』と
いうことだ。お年寄りが今日はデイサービスで
何をしてもらえるかではなく、何をしようかと
ワクワクして来ていただける施設を目指すための
気配り・心配りを提案する。

視察後、職員の方への研修。
こちらの役職者の方は、やる気があり勢いも
ある。以前、アドバイスしたことはすべて
改善してあった。意識の高い職員である。

お昼休みに近くの『天城峠』に連れて行って
もらった。伊豆の踊子の舞台になった峠だ。
トンネルの中はお昼だというのに真っ暗である。

天城デイサービスから伊豆に帰る途中、職員の
方の自宅の河津桜を見る。今年、初めての桜。
ソメイヨシノと違い桃の花と同じ濃いピンク色で
華やかさがあった。桜は春の訪れを実感させて
くれる。

帰りは23時を超える。
年度末なので、明日から決算処理の資料を
作成する。来月の研修のレジュメも一つも
できていない。企画書も報告書もある。
4月からは本の原稿。忙しい時ほど遊びの
時間も入れるのが効率アップの秘訣。

気ぃ入れて頑張ろう。

3月24日
去年京都の合宿コースを受講して
下さった方からのご依頼である。

まずは、普段着で潜伏視察。
職員の方には知らせていない。家族の
面会の振りをする。
施設の汚物処理室やトイレ、お風呂場内の
整理整頓から始まり職員の身だしなみ、表情
利用者様の様子やベッド周り、ことばづかい
あいさつなど細かく観る。

そして、至る所で写真を撮る。
できていることが多い。
18時から職員の2時間研修である。
着替える時間がなく、そのまま研修。
パワフルでいろいろなことに興味深く聞いている。
当たり前のことが当たり前としてできている
良い施設である。

そして、視察の感想を画像を見せながら
解説をする。今回は宿題を3つ出した。
1.気づきを持って物事をよく観ること
2.あいさつの徹底
3.相手の饒舌ポイントを考えながら
人とコミュニケーションをとること

その後、三島へ移動。
明日は、一日現場に入る。今から温泉に浸かりながら
今日の反省と明日の予習をする。

3月22日~23日
日頃お世話になっている稲戸師長の
「退職お祝い会」を生活介護研究所の
メンバーでする。

今回は岩手から高橋親子も参加し、
久しぶりにメンバー全員が集まる。
幹事を仰せつかった私。しっかり
しなくちゃ、と張り切る。

誰よりも早く宿に到着して
夕食前にまず温泉にGO。

夕食は、お刺身の舟盛りから始まり、食べつくせ
ないほどのお料理。そして、坂本先生からは
お祝い品として、上品な白いバラの絵画の贈り物。

食後のスィーツに出たプリンが絶品だった。
「これ、おいしいです」と言ったら、皆が
「これも食べたら?」といっぱいくれた。

嬉しけど食べきれんわ、ぎょうさんありすぎて・・・。
お部屋に戻り、お祝いの第2弾。
ケーキをつまみながら、皆でああだ、
こうだと談話。その話を笑いながら
師長が焼酎の水割りを飲みながら聞く。

子どもたちも楽しそうだった。
その後、再び温泉にGO。
夜は、女性陣は早めに休む。
翌朝、誰よりも早く起きて温泉にGO。

皆は、その後東尋坊など観光をして
帰るらしい。私は一人早めに帰った。

楽しい2日間だった。
結局、私が張り切ったのは温泉に浸かった
ことだけだったけど、何事もなく
まあ、めでたし、めでたし。

3月19日
天気も良く、愛車が車検から
戻ってきたこともあり、車で
会場へ向かう。

行きは高速に乗る。新名神高速
道路は空いていた。スムースに
到着。

今日は、名簿を見ると役職者が
多い。内容をちょっと指導者コース
に変える。

今回の仕事は春風会さまの
つながりで開催されたもの。
会長の特養ともやま苑の
谷川原さまにはお世話になった。
研修がしやすいよういろいろ
ご配慮下さった。
感謝である。

帰りは、下道5時間コースを選んだ。
なぜなら、ナビを新しくしたので
いろいろ操作してみたくなった。

以前のナビよりもいろいろ声掛けを
してくれる。『急発進です。安全に
運転しましょう』ナビに「そうなん、
すいません」と返事をしながら走る。

『そろそろ2時間が経ちました。休憩
しませんか?』「こんな山越えの細い道で
休憩するん」と言いつつ、ローソンで
休憩する。私、何でこんな山奥で休憩してるん
やろうと思っていると、暗闇からイノシシ
が出てきた。「ギャー」

右折する時も直前で『右です。右』と
何度も指示をしてくる。
「わかっとる!さっきから右ウインカー
出してるわ」
ナビの親切が、だんだんうるさく思えてきた。
「おだまり!」と何度も言った。
家に着いたら、『自宅です』
「ハイハイ、私はお年寄りか・・」

研修よりもこのナビに疲れたわ。

東京日帰り

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3月17日
ノートPCの調子が悪く、朝イチで業者
に持っていく。そのまま東京へ。
行きの新幹線の中で買った本を読む。

名古屋から30代半ばくらいの会社員が
2人私の隣に座った。「JR東海って
スゴイよな」と2人で話を始めた。

黙って隣で聞く。「JR東日本は、改札機に
新幹線の切符を通すと上下が逆に出てくるけど、
JR東海は必ず座席や何号とかが書いてある方が
上にくるよな」

つまり、乗る側にしてみれば、その方が
見やすく便利というわけだ。いわば、お客様目線
のサービスである。

ということを2人で話していた。
私は、週に何回も新幹線に乗っていながら
ち~とも気がつかなかった。反省・・・。
研修で「見る時は関心を持って
みる」と話しているにも関わらずだ。

スゴイ気づきである。
JR東海よりも、気がついたこの若者が
エライ。帰り、品川駅で切符を改札機に
通したあと、確認した。
やはり上下が逆転していた。

見ているようで見てない。
プロは素人に見えないものが
見えていなければならない。

彼らのおかげで、一つ賢く
なったわ。感謝、感謝。

3月14日
夜中2時ごろに地震があった。
ホテルの9階に泊まっていたので、
かなり揺れた。九州で地震は珍しい。

朝、7時に兄から連絡がある。
震源地に近い松山に住む父と連絡が
取れないらしい。『心配です』と。
即刻、母の携帯に電話をする。
すると、のんびりした声で「ごめ~ん。
犬の散歩に行ってたわぁ~。で、何か
あったの?」
呑気な親だ。

今日は、役職者向けの一日コース。
70名ほどのご参加である。
佐賀での研修は初めてであるので、
様子を見ながらカリキュラムの
変更をする。今回は事例を挙げた。

研修が終わって、そのまま友人と
武雄温泉へ旅行のはずだった。
ところが、急遽、家の用事で
帰らねばならなくなった。

せっかくの佐賀牛と自家源泉の温泉と
友人との語らい・・・・残念。友人に謝りの
電話を入れた。
「よかったやん、キャンセル料とられなくて」
そんな、問題やないわ。

私の周りは、のんきな人が多い。

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