1月14日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
昨年秋からアドバイザーで入っている至福の会さま。
今回は、3月1日にオープンする新設特養の役職者の方
への指導である。
まずは、3時間半の研修からスタートする。
接遇を指導する上での留意事項を説明した後、
実技に入る。
新設の場合は、いろいろなハプニングや予期しない
ことが発生するので、あえて多くの注文はしない。
これだけは実施してほしいと思うことだけを徹底して行う。
その1.あいさつ
ご家族や見学者と廊下ですれ違う時の声かけの
タイミングや丁寧に見えるお辞儀の工夫。
その2.ことば遣いと声かけ
生活の場なので、ばか丁寧なことば遣いは必要はないが、
礼儀正しさが伝わる範囲の丁寧語を遣っていただきたい。
特に、経験豊富なキャリア組が、親しみとなれ合いを勘違いして、
ぞんざいなことばを遣っているケースが多い。
プロの視点からなぜだめなのか、その違いも含めて詳しく説明をする。
実技では、トイレに誘導した後、便座に座っていただくまでの
一連の流れの中のことばかけを行う。
時間の合間に既存の特養を廻る。以前の課題がクリアーになっている。
こちらも順調に頑張っている。
午後からは、目標とキャッチコピー、年間計画を立ててもらう。
皆が計画を立てている間、私は新設特養の見学をする。
施設長の大野さま自ら案内をして下さった。
間接照明や細部に至るまでデザイナーズマンションのような
美しい施設である。エクセレント。この建物に負けぬ職員の
質の高さを作っていかねばと心が引き締まった。
帰りの新幹線の中。メールのチェックをする。
周りのビジネスマンはビールとおつまみで
のんびりしている。仕事の後の1杯か。美味しいのだろうな。
自宅に戻るのは午後11時過ぎる。明日は、福岡。
今日の振り返りをしながら、感謝である。
12月23日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
昨夜はホテルに着いてまず温泉に入った。
ゆず湯だった。そうか、冬至であったと
思い出す。
今朝、ホテルの部屋から見た雪景色のMt富士。
澄んで美しい。冬の空が冴えるとは、このことを
言うのであろう。
午前中は、利用者さまとのふれあいタイム。
皆様、器用にご自分の作品を作っていらっしゃる。
午後は、委員会の方たちと活動内容と実績の
まとめをする。
夏から始めた「PDCA方式」が身について
きているので、次のステップに移る。
ADDI方式である。A=分析、D=決断
D=実行、I=必要に応じた改善。
アンケートに対する分析と数値目標を設定する
ようアドバイスをする。
こうした試みを続けていけば、行動パターンが
習慣づけられる。
帰りの新幹線の中で、報告書を作る。
車中で仕事をするメリットは、自分の集中度が
実感できることである。静かすぎる空間だと
集中状態に入ったか分かりづらい。
適度な雑音があれば、その音が頭から消えた瞬間
に集中状態に入ったことが分かる。
移動時間が長いので、スキマ時間を利用するのに
新幹線は丁度よい。年内の出張は今日が最後である。
後は事務処理の仕事が残る。
家でゆず湯に浸かりながら、今日の反省をする。
12月20日
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朝、目覚めたら足が痛い。昨夜の三次会の
後、タクシーが捕まらなくて、酔った勢いも
あったと思うが、結局ホテルまで
1時間かけて歩いて帰った。
松林さんが「え~。30分くらいで着くよ」
と言う。よく覚えていないが、道に迷ったのだと
思う。「何のためにスマホを持ち歩いているん?」
と聞かれ、そういう時に使うんだと納得する。
今日は、坂本先生の講義を聴く。
いつもながら、受講生と一体型の研修は
何度聴いても笑えてしまう。
「いいか、老人になったら、家族の都合で
デイサービスに入り、次はショートステイが
待っているんだぞ。ケアマネを家に入れるな」
確かに。
お昼は皆で仲良く食べる。
帰りは、名古屋高速が通行止めなので、一宮から
名神高速に入る。関が原で降りて、伊吹山の麓を
抜けながら道の駅でお野菜を買って帰った。
冷蔵庫の野菜室を開けたら、野菜がいっぱい
入っていた。最近、同じモノをいくつも買ってくる
気がする。
息子が横で「デイサービスに行く日も近いな」
行かないわ。
12月19日
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ありがとうございます。
生活介護研究所の坂本先生や松林さん、加藤さんが
名古屋でセミナーをすると伺い、遊びに行く。
午後一から聴講する予定だったが、あいにく
雪の影響で名神高速道路が通行止め。
おまけに名古屋高速も通行止め。ひたすら
混む下道を走る。午後4時過ぎにやっと会場に
到着する。
セミナー終了後は、皆で名古屋駅周辺に移動をして忘年会。
一次会は、しゃぶしゃぶとへぎそばをいただく。
上品な味だった。続いて二次会は居酒屋、三次会はこじゃれた
居酒屋。
移動途中に見た「トナカイ」が実に愛らしい。普段は
情緒のないビルの残業明かりが愛嬌たっぷりだ。
しばし見とれる。
わいわいがやがやと雑談の中にも、仕事の話で
盛り上がる。戦略をベロンベロンに酔いながら
楽しそうに話す姿も面白い。
皆、明日、ちゃんと覚えているのだろうか・・・。
12月16日
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今日の都内はとても寒く、美術館に
行く予定を止め礼状を書いたり、研修のレジュメを
作ったり、本を読んで過ごす。
午後6時に武蔵中原駅で待ち合わせをして
研修は午後6時半からスタートをする。
今日は2時間コース。
終了後、再び都内のホテルに戻る。
出張が多いと外食がちになり栄養バランスが
どうしても偏ってしまう。
最近は、デパ地下でお惣菜を買って
部屋で食べるようにしている。
そのおかげで、部屋で過ごす時間が長く
思いのほか仕事が捗る。
3泊4日以上の出張だと愛犬に会いたくなる。
本屋さんで犬のカレンダーを見たときは
なおさらである。
『犬は、ご主人が帰ると、待たせたことは一切
怒らず、ひたすら帰ってきたことだけを喜ぶ』
先日訪問した神港園のサイキさまがおっしゃった
ことばである。奥が深いことばだ。
人も見習いたい。
12月15日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
月一度のペースでこちらの施設に
入らせていただいている。
10時から役職者の方たちとの打ち合わせ。
お昼は食事サービスの様子を見る。
その後、施設をラウンドしながら
排泄サービスを職員の方と一緒にする。
現場に「ありがとう」の声が少ない施設は
伸びない。排泄サービスの時も同様である。
利用者さまは、私たちのケアに協力して
下さる。ベッド上では腰を浮かして下さるし、
トイレ内では立って下さる。私たちへの心配り
である。心を配っていただいたことには
まずことばでお返しをする。「ありがとうございます」
と感謝の気もちをお伝えする。
こちらの職員の方のケアはとても丁寧である。
今後もモチベーションが下がらぬように
していきたい。
その後、都内に移動をする。
泊まったホテルの部屋の鏡がとても見やすい。
三面鏡であるが、一面が広く自分の後ろ姿も
よく見える。気に入ったものは写真を撮る。
明日は夕方から川崎で仕事である。
久しぶりにホテルでのんびり過ごせる。
12月13日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
今日は、「グループホーム咲こまい」さまの
職員研修をする。立ち上げて2年ほどの
施設なので、とてもきれいである。
研修中、写真を撮るのを忘れ、終了後
東海アドエージェンシーの今田氏と
古市氏と3人で記念撮影をする。
帰りの名古屋駅の本屋で雑誌を2冊購入する。
星野リゾート代表の星野氏のインタビュー
記事を読む。
「何であの人が役職に?」などの愚痴は
人事の問題であり、経営に関わる小さな
課題を愚痴という形で議論している。
そこには意思決定ができる人がいないから
結論が出ない。そうした愚痴を会議の
テーブルに上げられる風通しのよい会社に
したいと彼は語っていた。
なるほど~。愚痴や人のうわさ話は言いたい人
には言わせておけと思っていた私は、目から
ウロコである。人と丁寧に接するとはこういう
理論なのだろう。
星野リゾートといえばトマムにある「雲海テラス」
が有名である。今度泊まってみよう。
12月10日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。
岡山駅から在来線に乗り換え1時間。
施設長の山本さまが出迎えて下さった。
車中で、取り組みの状況を伺う。
そのまま大杉病院さまと特養白和荘さまの
現場を見て廻る。今日は、施設で猫が
飼われていた。動物に触れると癒される。
その後、接遇委員会の皆様へアドバイスを
する。
接遇委員会には、何の権限もない。偉くもない。
ましてや風紀委員でもない。自分たちの
協力者を増やしていくことが成功の秘訣
である。
2つめは、実績の出し方を工夫することを
アドバイスする。
研修は18時45分からの2時間コース。
100名ほどの方が参加なさった。
接遇委員会を立ち上げているので、基本から
途中は今後の課題も含めた研修内容に変える。
帰りは特急やくもに乗る。山本さまが
ホームで見送って下さる。別れ際に握手をする。
施設を変えようとする強さが伝わってくる女性の
手だった。
ホテルに着いて一日の反省をする。