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11月21日
以前、同部会の相談員対象のクレーム研修を
させていただいた。今回のテーマは「介護職の
プロとしてあるべき姿」だ。

それは、当たり前のことを当たり前にできる力
ではないだろうか。
介護職は身体介助をする。人様の身体に触れる
仕事だ。だから相手との距離が近くなり、信頼
関係がより他よりも必要となる。

距離が近いがゆえに、利用者さまへの対応で
『感覚麻痺』を起こす。今回の研修は、麻痺した介護
を見直す内容にした。

帰りの新幹線の中で、いつものように反省会。
自分もこの仕事で感覚麻痺を起こしてないだろうか。
相手に失礼なことばを遣ってないだろうか。
考えているうちに、眠ってしまった。

来週は打ち合わせと原稿書き。出張も日帰りだ。
紅葉狩りも行きたいし、美術館にも行きたい。
したいことが山ほどあるわ。

11月20日
午前中は、委員会のメンバーへ
アドバイスをする。お題は「人を動かすには
何が一番必要か」である。委員会や朝礼や会議
や情報誌などのツールだけでは人は動かない。

接遇力は目にみえにくい。人が感じるものだからだ。
メンバーの答えは「熱意」だった。
午後は、現場を巡回する。
少しずつ利用者さまとの温かい交流が出来ている。
次回が楽しみである。

その後、高崎へ移動。
熱海から新幹線に乗り込む。隣は若い女性だった。
「仕事の帰りですか?ヒィック~」
彼女は酔っていた。嫌な予感がした。

「今から出張よ」と答えると「へェ~。どこからですか。
ヒィック」「関西から」と答える。
「関西のどこですか~。前、遊びに行きましたぁ」
「琵琶湖のある滋賀県よ」と答える。

話を聞くと、彼女は今から歌を習いに行くらしい。
すでに19時を過ぎている。仕事帰りに一杯飲んで
新幹線で習い事のようだ。体力あるわ。

そのうち、彼女は眠り始めた。まもなく品川に着く。
「どこで降りるの?」と聞くと「品川っす」と答える。
そして、再び彼女は眠る。
いかん、起こさなくては・・・。

身体を揺さぶって起こす。目が覚めたのはよいが、
酔いが回っていて足元がおぼつかない。
結局、彼女のテーブルに出ていた手帳や
スマホをかばんの中に急いで詰め込み、荷物を持ち
ドアまで誘導する。

「大丈夫ですぅ~」と彼女。
一つも大丈夫やないわ。品川駅に着いて、駅員さんに
荷物をお願いする。
「ありがとうございます。九州の人は親切です~」

だから、関西や。九州に琵琶湖はないやろ。
酔いが覚めたら一つも覚えてないだろうな。

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