6月16日
いつも『しのぶろぐ』をご訪問下さり
ありがとうございます。

梅田から久しぶりに阪急電車に乗る。
引っ越す前は、毎日お世話になった電車で
ある。車窓からの眺めも懐かしい。

宝塚駅で坪井さまと待ち合わせて
車で20分ほど走ると施設が見えてきた。

荘長の三浦さまとご挨拶の後、施設見学。
介護主任の方が「どこをご案内したらいい
ですか?」とお尋ねになる。

「利用者さまと職員が会話している場所、
汚物処理室、離床後の居室、寝たきりの
利用者さまがいる居室、トイレ、車いすの
利用者さまを見せて下さい」とお願いをする。

単なる見学ではない。研修に生かすための
『観るポイント』がある。
寝たきりの方は、毛布をめくって、足の
皮膚状況も見せてもらう。それらすべて写真
に撮る。

応対の良い職員やケアができていることを
いっぱい見つけて褒める。課題もお伝えする。
次回の秋の訪問が楽しみである。

明日は津に移動。今からプレゼンを仕上げる。

6月12日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます。

自宅から2時間ほどで会場の日本福祉大学
に到着した。104名の方のご参加である。
会場がいっぱいなので、椅子のみの配置で
研修を行う。

参加された方のキャリアは0年から10年以上
と幅が広い。皆が講義のどの話でメモを取るかで
おおまかなキャリアを推測する。

できるだけ多くのものを職場に持ち帰っていただき
たい。

研修後、岐阜の友人がしている飲食店に寄る。
ごはんを食べながら、話題は仕事のことや
旅行のことを話す。

旅行か。ここしばらく行っていないことに
気づく。休みの日まで出かけたくは
ない。愛犬とまったり家でくつろぐ。

毎日が同じ繰り返しの単調な日々ならば、
旅行も刺激になろうが、出張が多いと
休みは家に限るわ。

最近離婚した西川史子氏があるTV番組で
犬を飼い始めたら、早く家に帰りたいし
家で犬に癒されると言っていた。

その気持ちよく分かるわ。

6月10日
いつも『しのぶろぐ』を訪問下さり
ありがとうございます

高知竜馬空港への使用機はプロペラ機なので、
カウンターで手荷物を預ける。
「念のため、われものタグをお願いします」
と頼むと、グランドスタッフから「ちなみに
中身はどんなものですか?」と聞かれた。

私は「静岡のうなぎパイです」と答える。
手土産にと先日、買っておいたものだ。
パイは割れたら、ポロポロと食べにくい。

グランドスタッフは真面目な顔で「もし、
割れた場合ですが、保証はいたしかねますが・・・」
と、スタッフマニュアル通りの答えを返してくる。

マジメか・・・。

高知に着くと、参川氏が迎えに来てくれていた。
高知と言えば、2年ほど前の台風の日にコンビニ
に出かけ、散々な目に遭った記憶しかない。

つまらぬ思い出は塗り替えれば済む。
『坂本竜馬記念館』に行くぜよ。
参川氏のご厚意で、というか無理やり、
連れて行ってもらう。

見どころは、竜馬が友人や姉乙女に宛てた
数々の書簡であろう。表現のところどころに
竜馬の遊び心が見られる。さぞかし、ウイットに
飛んだ人だったのであろう。味のある文字
だった。

そして、桂浜。海岸の曲線が美しい。
夜は、デイサービスの研修。

その後、後輩と参川氏と3人でお食事。
ホテル近くの居酒屋に連れて行ってもらう。
郷土料理をたくさん紹介してくれる。

まずは『かつおの塩タタキ』これが絶品。
トロを食べている感触で、最後に塩の味が
ほのかに口に残る。
次は、うつぼのあぶり。初めて食べたが、
まったりとして甘味がある。
そして、金目鯛のお刺身。あっさりしている。
お酒がススむ。こんな美味しいものを
いただけて、ラッキーである。

話は、後輩とCA時代の面白かったこと。
あんなことしたよね、こんなことあったよねと
昔話をする。それを参川氏が笑って聞いている。
楽しい一日だった。

高知は竜馬の刺激とおいしい海の幸で
楽しい思い出と変わった。参川さんと後輩に
感謝である。

よい思いでとともに、今から大阪に飛ぶ。

6月7日
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研修開始時間が早いため、前日に
京都に入る。介護労働安定センター
京都支部の山本さまと四条駅で待ち合わせ
会場へ向かう。

今回の対象は主に在宅支援の方が対象
である。感じたことを口に出して下さる
ので、確認がしやすい。

ヘルパーの方はいつもお元気である。
在宅支援という仕事は、元気をお伝え
するという使命もある。

皆様、ハキハキとスピーディに参加
して下さる、ありがたい。

研修終了後、四条で打ち合わせ。
駅に着くと、雨が急に降り始めた。
迂闊にも傘はコインロッカーのキャリー
バッグの中。仕方がない、待ち合わせ場所
まで走ろうかと思った時、大学生くらいの子で
あろうか、「これ僕の妹の傘ですが、
よかったら使って下さい」とキティちゃんの
傘を差し出してくれる。

迷惑をかけるので、お断りをしたが、
打ち合わせに雨に濡れた状態で行くのも
忍び難い。結局、お借りした。というか、
もらった。
打ち合わせが済んで、四条駅にもどると
雨宿りをしている若い女性がいた。
雨はやみそうにない。
それで、さっき手にいれたキティちゃんの傘を
使ってもらうことにした。

こうしてキティちゃんの傘は、今日、少なくとも
2人の女性を助けた。いい話だ。
駅の忘れ物品の中で一番多いのは傘だという。
傘は大事にしようと思った。

5月30日
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ありがとうございます。

昨夜遅くに熊本に入る。
どんなに遅くても朝は6時に起きる。
午前中は、特養の現場を見て周る。
居室のカーテンやドアを開けっ放しに
していないなど、利用者さまのプライバシーを
とても大切にしている。

トイレや汚物処理室のにおいの配慮も
できている。利用者さまのベッド周りが
その人らしい作りになっている。職員の方
も利用者さまに対して礼儀正しい。

好感のもてる施設である。
研修は13時~17時の4時間コース。
集中力も途切れることなく、研修への
モチベーションも高い。
中高年も明るい。
良い施設だと思った。

おそらく、この先も伸びていくで
あろう。
帰りは、空の便を選んだ。
今から伊丹に飛ぶ。

5月28日
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ありがとうございます。

今回は、新任向け研修の一日コースだ。
昨年に続き2回目になる。
80名弱の方のご参加。いつものように
6人ずつのグループになってもらう。

最近の新任職員の傾向として、いろんな
事に疑問を持たないが、言われたことは
確実に実施する。
今日の研修では、『疑問』と『根拠』を
中心に話を進める。

ノリもよく、早いテンポの研修にも
かかわらず、ついてきてくれる。
あっという間の5時間だった。

帰りの電車の中で、連日の疲れが出たのか
熟睡。今夜は熊本。明日も一日。
早めに休むことにする。

5月26日
いつも『しのぶろぐ』に訪問下さり
ありがとうございます。

こちらの施設にバイザーに入って約1年経つ。
ここに来て現場が動き始めた。

職員の方のあいさつの声が大きくなった。
明るい表情で楽しそうに仕事をしている。
その様子を利用者さまがにこにこ笑顔で見ている。
利用者さまとも目がよく合うようになった。
ユニットが元気になった。職員が持ってきた
季節の花がいたるところに生けられている。

気づきの宿題もよくできていた。
「この施設はここまでしてくれるのか」と
ご家族や利用者さまに思っていただける施設を
目指している。

この1ヵ月の間に変わった。
指導者(トレーナー)の方々の頑張りがよく分かる。
一度だけキツイことを言った。トレーナーの皆様は
反論したかったに違いないが、黙って聞いていた。

答えは現場で出してくれと伝えた。
プロがプロを叱れば、実績は必ず出る。
トレーナーの皆様が、よくここまで職員の
モチベーションを上げてきたなと感心する。

バイザーをしていて良かったと思うのは、
こういう職員の方と一緒に仕事をしている瞬間
である。
次の課題は『気づき』をシステム化できるか
どうかである。喜んではいられない。
一つステップを上がったトレーナーの方に
は次のステップを準備する。
それが、私の仕事である。

5月23日
いつも『しのブログ』に訪問下さり
ありがとうございます。

自宅から車で約1時。大津の会場に到着する。
今日は管理者対象のセミナーである。
現場でどう指導していくのかを具体的に
体験を通して考えていただく。

「接遇」と言うとことば遣いばかりが表に
出てくる。形だけを整えても、利用者さまは
豊かな気持ちにならない。こころの距離を
大切にしてこそ、ことば遣いが生きてくる。

研修後、質問があった。利用者さまに対する
接し方は良いが、たまに友達ことばを遣う
職員をどう指導したらよいか。

実際、その職員にお会いしていないので、絞った
お答えはできないとお詫びし、以下のことを伝えた。
まず、友達ことばを遣う職員のタイミングや時期が
決まっているのか。また、利用者さま全員に友達ことば
を遣うのか、一定の決まった利用者さまにだけ
遣うのかの問題が一つ。

二つ目は風土上の問題である。友達ことばを
遣ってはいけない風土が現場に浸透しているか
どうか。職員同士がお互いに注意できる風土が
あるかどうか。注意するのは、リーダー以上の
役職者だけでは浸透しない。

三つ目は、友達ことばを遣う職員の心理の問題
である。友達ことばをなぜ遣うのか。友達ことばを
遣うことで自分と利用者さまの距離が縮まると
勘違いをしているケースである。ぞんざいなことば
を遣っても、自分は利用者さまから信頼されている
、関係が崩れることはないと何らかの自信をもって
しまっているケースである。

3つの中のどこに原因があるのかにより、対処を
考えていかなければならない。
お年寄りが好きでこの業界に入ってきた人が多い。
役職者は、頭ごなしに叱るのではなく、職員の
そういう気持ちも大切にして、うまく誘導して
ほしいと願う。

単に、ことばづかいの悪い職員の指導方法を教えて
ほしいではなく、「良いところを認めながら、よりより
方向に進めるために、どんな言い方をしたらよいで
しょうか」という質問だったが、良い質問の仕方だと思った。

相手を伸ばしながら、自分も指導者として成長していく
彼のWin-Winの姿勢に役職者の高い意識を感じた。

帰りの車の中で、今日の振り返りをする。
現場が困っていることをもっとモニタリングして
いく必要があるなと感じた。

5月21日
いつも『しのブログ』に訪問下さり
ありがとうございます。

今日の仕事は福井と思っていたが、住所を
ナビに入力すると富山だった。
自宅からマイカーで4時間半。
途中、天気が良ければ残雪美しい
立山連峰が見えるはずだった。

施設長の保里さまが玄関で
待っていて下さる。私が到着する
何分前から待っていらっしゃったので
あろうか。申し訳なさとお心遣いに
感謝である。

現場を案内して下さった。食事の風景と
居室の中を見せてもらう。施設の様子を
見せていただくと普段のケアの仕方などの
アドバイスができる。

18時から19時半役職者対象の研修。
新任職員への指導ポイントや
利用者さまのプライバシーやプライドを
どう支えていくのかをテーマに
研修をすすめる。

夜中の北陸自動車道は、トラックが多い。
途中、金沢手前でゲリラ豪雨に遭う。
視界が悪い。前後トラックに挟まれ
ながらのスピードダウンは怖かった。

家に着いたら、日付を超えていた。
明日は滋賀県。

5月20日
いつもしのブログに訪問下さり
ありがとうございます。

経営コンサルタントの糠谷氏が
代表を務める会社のセミナー。
対象は、管理者・施設長・現場リーダー
である。
私は2講座目のコミュニケーション力
アップ技術を担当する。

自分の担当コマが午前中に終わり、
午後は他の講師の方のプレゼンを聴講
する。3講座めはY’sエージェント
プロモーションの山田先生が担当なさる。

彼のパフォーマンスがすごい。人を惹きつける
間の取り方や声のトーンなど参考になった。

4講座以降は糠谷氏が担当なさる。
穏やかな口調ながら、キレがある。内容はもちろんのこと
資料の作り方やプレゼンのセンスが素晴らしい。
彼はすべてにスマートで、紳士である。

私もあのようになりたいと今日も思った。
久しぶりにたお氏や齋藤氏にも会えた。
相変わらず律義だったわ。

明日は福井県。
今日を生かそう。

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