1月15日
午前中が私の研修、午後からは坂本先生の
研修である。名刺のお取扱いや訪問のマナー
をメインにする。礼儀正しいことが要求される
業界なので、基本を押さえる。
そして、師匠坂本先生にアドバイスをいただく。
自分のプレゼンの仕方や表現方法などを見てもらう。
今年の私の課題が見つかった。ありがたい。
午後は、坂本先生の「業務改善」と「個浴ケア」
の研修。演習がとても丁寧で演習から理論への落とし
込みがすごかった。遣うことばも奥が深い。
私は、メモをとることで精いっぱいである。
今日は多くのことを学んだ。技は盗もう。
その後、Iさんに駅まで送ってもらい、高崎から
東松山へ移動する。
明日は、午後から研修である。
今から今日の復習と明日の予習をする。
1月9日
劇団四季の会員の友人が誘ってくれた。
「マンマ・ミーヤ観にこーへんか」
行くわ。東京公演に。
というわけで、浜松町で待ち合わせ
会場へ。満席である。1階の9列目。
よい席である。
何と言っても主役の女性の声量と
迫力がすごい。中でも私が魅力を
感じたのは、一人の女性だった。
背筋がピンと張り、舞台映えがする。
身のこなしが美しい。
動きにキレがあるのに、優雅である。
最後は、観客も総立ち。エンディングも盛り上がる。
そして、カーテンコール。劇団の人たちの
イキイキとした表情は周囲を元気にする。
芸能人も観に来る理由がわかる。
駅までの道すがら、友人が「もっと痩せないと
あかんよね。あの人たちを見ると、いつも
そう思うわ」と言う。
それ、前も聞いた。私も身のこなしを
見習おう。久しぶりの東京の夜。
次は歌舞伎の計画よ。
12月27日
世間に合わせて、仕事納めとする。
年内の出張は、例年25日までとしている。
残りは、事務系の仕事にあてていた。
今年は依頼原稿が残った。
今朝5時からPCの前で頑張っている。
ようやく1万文字ができた。
明日からは忘年会が待っている。
思いっきし楽しむためにも
今夜中に仕上げるわ。
12月26日
友人と天理駅で待ち合わせ。
まほろば線に乗り変え、本来の「三輪駅」
の一つ手前で降り、ひたすら歩く。
神社近くで名物にゅうめんと柿の葉寿司
をいただく。ダシが薄くて上品なお味。
くず餅がとろりとして口当たりが良い。
そして日本最古の神社、大神神社へ。
ご神体は三輪山なので、本殿はない。
拝殿と呼ばれるところから三輪山を
拝する。大鳥居をくぐり、二の鳥居を
くぐると奥は森。
神聖な空気が立ち込め、ひやりとする。
厳かな空間である。拝殿横の細い道を
昇ると神々を奉る神社が点在する。
途中、展望台に立ち寄る。
歩いてきた二の鳥居が遠方に見えた。
人もまばらで、ゆっくりできた。
参拝が済んだところで、小雨が
降って来た。山の辺の道を歩く
予定だったが、天気の良い次回に
しよう。
今年最後のパワースポット巡りだった。
12月24日
クリスマスか。私はどちらかといえば仏教の方が
好きだし・・。というわけで、予定通り今日は
年賀状書きをする。
早速、近くの郵便局ではがきを購入する。
「普通のですか?パソコン用のですか?」と
聞かれた。パソコン用に決まってるわ。
いろいろ図案を考えた挙句、今年は自分で
書いてみようと思った。
まずは干支の『馬』の絵から練習する。
その絵を見た息子が「どう見てもにわとりの
化け物やん」「ゲゲゲの鬼太郎に出てくる
やつやん」と言う。
そこまで言うことないわ。
絵は諦め、文字を書くことにした。
一文字で『馬』。
味があってなかなか良い。
すると再び息子が「あのさぁ、それって
インクジョットにした意味分からんわ」と言う。
そうよね。普通のはがきで良かったわ。
12月21日・22日
世間は徐々にX’masムード。
そんな中、関西看護出版さま主催の
合宿研修をする。記念すべき1期生である。
長時間の研修であるが、関西看護出版
さまのご配慮で休憩を随時はさんで
下さったので、疲労はない。
北海道、名古屋、静岡、岐阜、東京など
ほとんどの方が関西以外だ。
以前、私の研修を受けた方が多い。
何回も来て下さってありがたい。
さすが、職場の接遇研修を担当している方の
集まりである。グループ演習の答えの
質の高さに驚いた。
気づきカードを作り、会場の壁に貼っていく。
これにも驚く。多くのよい気づきがある。
そして、何よりも、会場の雰囲気が温かい。
誰かが発表すると、あててないのに、自ら
「うちの施設もこんな工夫をしています」と
情報の提供をしてくれる。
愉快な人たちだった。二日間よく笑った。
チームワークもよい。
それぞれがお互いの意見を尊重している。
思い出に残る合宿となった。
参加して下さった方に心から感謝である。
家に帰って、2日前に買った『めだか』をみながら
癒される。すると息子が「めだかに話しかけるの
やめてんか・・」と言う。
愛情は、生き物の壁を越えて伝わるのよ。
そのうち、人間のことばがわかるように
なるのよ、めだかだって。
12月17日
三島から伊豆箱根鉄道に乗り30分ほどで
修善寺駅に着く。施設の方が迎えに来て
下さった。
こちらの施設は、同法人のデイサービスが
地域にいくつか点在している。よって
一つひとつの施設を見て廻る。
今日は天城と北狩野地域。
ちょうど、ご立腹の利用者さまがいらっしゃった。
この方のケアプランと記録を見せていただいた後
一緒にお茶っ葉を小袋に詰める作業をしながら
スタッフの対応を観察する。
良いスタッフほど、利用者様からの訴えがある。
彼女は感情に流されることなく穏やかに
対応をしている。利用者さまの心情に寄り添う
ことばも口にしている。
このまま伸びてくれればと願う。
今後は、『気づき』を促すしくみを導入する。
介護は、小さな気づきの積み重ねが大切である。
委員会のメンバーのやる気もある。
変わろうとしている時がチャンスである。
委員会のメンバーには正直きついと思うが、
質の高い介護にするには、しくみが不可欠
である。頑張ってもらいたい。